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ホールディングス化を用いた成長戦略を考える上でのポイント

皆様こんにちは。
船井総研の金融M&A支援部、財務・組織再編チーム・リーダー小松です。
全国的な緊急事態宣言が発表されてから現在に至るまで、早7ヵ月もの月日が経過しておりますが、ウィズコロナの生活(新しい生活様式)にも少しずつ慣れてきたのではないでしょうか。

これから寒い時期を迎え、コロナウイルスの第三波も心配されている状況ではございますが、収束に向けて着実に近づいているように感じています。
弊社においても、4月の緊急事態宣言発表前後は「業績低迷に伴う資金調達や資金繰り管理方法の相談」が相談内容の多数を占めておりましたが、ここ数ヶ月は

「業績回復によって生じた手元余剰資金の有効活用方法としてのM&Aや新規事業展開などの
業績拡大に寄与する相談」

「コロナ禍を通じて、浮き彫りになった組織の問題点の課題解決を図るための一手段としての
組織体制・機能の再構築に関する相談」

といった「前向きな相談」が非常に増えております。
個人的にも前向きな相談の方がワクワクしますし、経営者の方の目の輝きも違います。そういった機会が増えているということは、中小企業にとって明るい兆しが感じられているということであり、予断は許せませんが「コロナウイルスの危機的状況」からは脱出できたのでは無いかと思っています。
そんな前向きな相談の1つとして挙げられるのが、本日お伝えする「ホールディングス化」です。この動きは「ウィズコロナの時間を上手く活用し、今後の経営戦略を再立案されている中でホールディングス化を考えている企業が増えている」と捉えており、弊部としてもクライアントの課題解決に応えられるよう体制を強化してご支援をさせて頂いています。
ホールディングス化について知りたい経営者の方は勿論のこと、既にホールディングス化しているけど上手く活用できていないという経営者の皆様にとっても興味を持って頂ける内容となっておりますので、是非読み進めて頂ければと思います。

大事なのはホールディングス体制へ移行する「目的」

ホールディングス化を検討する上で最も大事なことは、「何を目的としてホールディングス化するのか」ということです。ただ単にかっこよさそうだから、ではホールディングス化する意味がありません。「ホールディングス化によって何を期待するのか?」「その期待を実現するためには何をすべきなのか」を考える必要性があります。
弊社としては、ホールディングス化する目的を大きく4つに大別しております。

■目的別ホールディングス化戦略

❏既存事業成長型
事業毎・エリア毎に分社して出店スピードを上げ、既存事業の成長を図る

❏分社・幹部育成型
会社を分社して幹部のポストを設け、権限移譲する中で盤石な経営体制の構築を図る

❏M&A事業拡大型
M&Aを実現しやすい体制を作り、飛躍的な成長を図る

❏生産性向上型
HD会社がバックオフィス業務を行う事で一元管理を図り 効率化・品質の向上を図る

上記と照らし合わせ、自社におけるホールディングス化の「目的」をしっかり定めて取り組んで頂きたいと思います。

とは言え、ホールディングス化すれば上記のような課題・問題が全て解決するか、と言われるとそうではなく、あくまで各課題を解決し易い環境づくりとしてホールディングス化が有効に働く、と捉えて頂きたいと思います。
例えば、ホールディングス化によって「幹部育成・従業員のモチベーション向上」を図る場合、
幹部社員向けでいえば・・・
ホールディングス化を機に、一部の社員を子会社の代表取締役や取締役・執行役員へ登用するなどを通じて、一階層下の幹部社員に自身が子会社社長として働く可能性があることを意識させる取組みが必要ですし、
一般社員向けには・・・
「会社として今後10年で何をしてどう変わっていくのか」という長期ビジョンを見せて、この会社で引き続き働きたいと思ってもらえるような取組みを検討する必要があります。

ホールディングス化は先ほどからお伝えしているようにあくまで手段ですので、それとセットで目的達成(課題解決)に向けたアクションを起こしていただきたいと思います。

皆様いかがでしたでしょうか。
コラムという限られた中ではありますが、ホールディングス化のポイント等について触れさせていただきました。がしかし、実際にホールディングス化された企業様の事例含め、まだまだご紹介できていない内容も多くございます。

本日お伝えしましたホールディングス化に関して、より深く・濃い内容で皆様にお伝えできる機会をと考えておりまして、この度、下記内容でホールディングス化に関するセミナーを開催することが決定致しました。
ご興味を持たれた皆様におかれましては、是非ご確認頂きご参加頂ければと思います。

最後までコラムお読みいただき有難うございました。

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【セミナー名】50周年感謝:HD化で描く2030年の新たな成長戦略

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・11月18日(水) 15:00~17:30
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(株)船井総合研究所 金融・M&A支援部 リーダー 小松靖教
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11年前、40歳で5代目社長就任、創業140年企業の変化対応改革
(株)田村ビルズ 代表取締役 田村伊幸氏
③ホールディングを生かした成長戦略
(株)船井総合研究所 事業イノベーション支援部 部長 下田寛之
④現場の社員が未来を感じてワクワクするホールディング経営のポイント
(株)船井総合研究所 住宅・不動産支援部 部長 南原繁

詳細はこちら:https://www.funaisoken.co.jp/seminar/066027

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小松 靖教
株式会社船井総合研究所 金融・M&A支援部
高知県出身。大学卒業後、地方銀行で約9年間勤務。 前職では累計100社超の中小企業を担当、豊富な営業・融資経験を強みとしている。また本部にて外国為替取引や海外取引・進出時の資金調達支援業務に従事した経験を持つなど幅広い金融知識で企業支援を行っている。 「実態を知り、最善策を立案する」をコンサルティングの信条とし、現場に出向き、経営者と密にコミュニケーションを取ることを重視する。常に誠実に、常に真剣に経営者と向き合うコンサルティングを実践している。