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トレンドメーカー20~40代子育てママの動向からブランディングを考える-7

さて、今回も私保育・教育業界専門コンサルタントの大嶽がトレンドや消費の中心でもある20代~40代のママの動向をヒアリングや最新の育児雑誌や情報誌から掴んでいきたいと思います。

先日、あるクライアントにご提案し、イベントを行いました。

このクライアントは介護事業の会社ですが、新規で10月から在宅保育事業に参入するということで、立ち上げ前からお手伝いしていたのです。

今回のイベントは、言わば「オープニングイベント」です。
地域にサービスインをお知らせするイベントですね。
もちろんターゲットは保育ですから、乳幼児の子どものいる20代~30代の家族となります。

結論から申し上げると、このイベントは大成功だったと思います。

折込チラシを約40,000部打ちました。一般的にこのターゲット世帯は全世帯の3~4%程度で、多い地域でも5%程度となります。
さらに、現在20~30代の新聞購読率は約20%。
よって、実際に折込の対象となる世帯は320世帯。

そのうち実際には60組来ました。レスポンスとしては19%。
もちろん、それ以外の媒体もあったでしょうが、いずれにしても最低15%は超えていると思います。

異常値ですね。

ではどんなイベントを打ったのか。

それは、
「いよいよクリスマス目前!親子で一緒につくる『お菓子の家』」
です。

それだけではありません。

某お菓子店とコラボして、その店の丸秘レシピプレゼント、さらに
「その店舗に皆で作った作品が1ヶ月間展示されます!」
というのも良かったでしょうね。

この世代に対してのイベントのキーワードは、
  1.珍しい・目新しい企画である
 2.親が他人に話したくなる
 3.子育て支援センターとは絶対にかぶらない
 4.季節性を感じれる
 5.子供が喜ぶ顔を親が容易に連想できる
 6.親自身が楽しめる
 7.思い出や記録に残せる
 8.親子で出来る
 9.行ったからにはお得な特典がある
 10.無料である

の10個になります。

結果、約20組がこの新規事業のサービス登録をしてくれました。このレスポンスも33%。

結果的にCPRとして5,000円、CPOが15,000、LTVが平均108万円ですので、圧倒的な効果を生み出したことになります。

これからの集客や販促は、より企画力やマーケティングが求められます。特に20代~30代は敏感な世代。当たり前のことをやっても当たりません。

是非参考にしてください。

ブランディング