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ブランディングは全接点で構築します

「不況期にブランディングをしている余裕はない」ということを耳にします。
だから、広告費を減らして、販促費に振替えたり、無料のPRに注力したり、これはよく聞く話ではないでしょうか。
どうも、しっかりとブランディングを構築しようとしていない企業様は、ブランディング=広告(TVなどのマスメディア)というイメージが強いのだと、お話をしていて感じます。つまり、お金がかかることだと思っているのです。

これは全く違います。

2003年に発行された『ブランドは広告でつくれない 広告vs PR』( アル・ライズ、ローラ・ライズ共著、共同PR株式会社)を読まれた方もいらっしゃると思います。PR会社が発行していますので、なんらかの意図が働いているタイトルとは感じてしまいますが、このような二項対立でもブランディングは語れません。

結局、ブランディングはお客様との接点全てで構築していくもの なのです。
商品も、価格も、チャネルも、あらゆるプロモーション活動も、営業も、接客も、工場も、会社ロゴも、
全てがブランドを体現していなければならない のです。
これはお客様との約束であり、従業員にとっては拠り所でもあるのです。

私は講演でも、講演内容が業績アップだとしても、最初にブランディングについて少しだけお話させていただいております。これだけは、「知っておいていただきたいこと」、だからです。
ブランディングと売上はトレードオフではないのです。
ブランディングに関する活動をすると、その間売上があがらない、ということではないのです。
売上をとにかく重視している間は、ブランディングができない、ということでもないのです。
言ってみれば、同時に行っていくべきものだということです。
ブランドコンセプトを策定したら、商品はブランドコンセプトの元に作らなければなりませんし、チャネルもブランドコンセプトの元に決定しなければなりません。

よく聞く事例では、スターバックスがあります。もう聞き飽きたかもしれませんが、わかりやすいのです。
ブランドコンセプトは「サードプレイス」です。
家、職場とは違う、第三の場所です。ほっとできる場所です。だから、ソファがあったり、中は禁煙だったり、スタッフの対応が笑顔で丁寧だったり、するわけです。

伊豆長岡にあるホテル天坊も非常にわかりやすいです。
ブランドコンセプトは「笑顔ホテル」です。
多くのホテルは癒しなどを謡っていることが多いと思いますが、ホテル天坊はお客様に笑顔になってもらい、元気になって帰ってもらうという思いがあり、他のホテルとは一線を画します。だから、ホテル天坊のプランやイベントは笑顔になってもらえるかどうかが基準なのです。
なお、現在毎週土曜日に実施されているマグロの解体ショーはお客さんの笑顔で溢れていました。

これがブランディングなのです。

コンセプトのもとに活動を実施していくことが重要なのです。

今すぐブランディングを始めていただきたいと強く思います。