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最新の保育業界動向からブランディングを考える

さて、今回は私の主領域である保育業界の最新事例からブランディングを考えていきたいと思います。

民間企業からの保育市場参入はこの5年間、急スピードで広まっています。元々保育業界は公立や社会福祉法人が圧倒的なシェアを占め、その補填的な役割として民間が存在していました。

しかし、最近は少々様子が異なります。
かなり独自性の強いカラーを持ち、公立や社会福祉法人がやれないこと、やらないこと、やりたくないことを中核に据え、存在価値を大きく示し始めています。

私の大阪府内のクライアント先に民間の超人気園があります。ここは現在会員数200名で、シェアで言えば圧倒的一番シェアです。また、神奈川県内のあるクライアント先でも営業利益率30% を越える超優良施設があるのですが、ここも上記の大阪の保育園と同様のモデルで成功しています。

このような施設が一体どんなビジネスモデルで展開しているのか。
それは、「教育特化型カルチャー&保育園」です。

ある一つの教育を核としてコンセプト化し、それをベースに乳児から小学生まで幅広いコース設定をするというやり方です。

例えば上記2つの保育園は「英語教育」に特化しています。英語を核にして1歳~12歳までの一貫した保育環境、さらには英語スクールという教育機能も付加して保育とは異なるターゲットを対象としたサービスも行っています。

これは教育コンセプトを特化するからこそ出来るモデルです。

幅広い年齢層を対象にした衣食住関連の場合はターゲットの絞込みがマーケティング上、とても重要になりますが、保育業界のように、「乳幼児の子どもがいる家庭」という既に絞り込まれた業界はターゲットを絞り込むと市場が無くなります。これはブライダルや介護、葬儀業界にも言えることですね。

そのような市場はターゲットを絞り込むのではなく、商品を絞り込み、商圏人口を増やすという方策が賢明になります。

これを私は、
商品一点突破・ターゲット全面展開
と呼んでいますが、これはターゲットが絞られた業界では大切なマーケティングの考え方になりますので、是非参考にしてみてください。