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人材不足の今、考えるべきシステム化【3】

以前人事評価の業務において、ITシステムの導入によって効率化を図った事例を紹介します。

従来の人事評価方法では紙の評価シートの集計や、確認作業、取りまとめ作業などの煩雑な工程が必要なため、人事担当者に大きな負荷がかかっていました。

評価制度や評価項目などが更新されるたびにエクセルで作成した表を修正する手作業もあり、割けるリソースにも限りがあり、人材育成などほかの業務に手が回らないという状況でした。

そこで、評価シートの入力を社員各々がPC上で入力できるようにし、集計や社員情報の参照、給与算出を自動で行えるシステムを開発・導入しました。その結果、人事担当者の手作業の業務が劇的に軽減し、入力ミス等のヒューマンエラーもほとんどなくなりました。

そして、人材を補充することなく、人材育成や人員配分の最適化など、人事評価以外の人事部としての機能も大幅に改善されました。また、人事評価をシステム化するもう1つのメリットとして、人事評価の仕組みが透明化され、公正な評価がされていることを客観的に示せるという点があります。

これは社員の信頼やモチベーションを高めると同時に、人材採用の際に応募者に安心感を与えるという効果もあります。人材不足の状況を打破する上で、まさに一石二鳥のシステム導入となったわけです。