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労働集約型産業のブランディング

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人が集まる多角化戦略のポイント 2024年時流予測レポート ~今後の見通し・業界動向・トレンド~



さて、今回は「労働集約型産業のブランディング」というテーマでお伝えしたいと思います。

まず、労働集約型産業とは、労働者1人当たりの設備など固定資産額が小さく、コストに占める労務費の割合が高い産業のことを言いますが、特に以下のような業種はそれにあたります。

 ・美容室、エステ
 ・飲食業
 ・リラクゼーション
 ・幼稚園、保育園
 ・学習塾
 ・介護サービス

このような業種というのは、一般的に労働生産性が低く、賃金が上りにくいため、人材のモチベーションを上げるのが難しいのが現状です。ですので、その仕事が好きでなければやれないという人材が多いのも特徴です。

さらに、このような労働集約型の業種こそ、人材の品質が業績を左右します。お客様はその人の技術やサービス力の対価としてお金を支払うからです。

このような業種の会社のブランディングというのは、結局のところ、人材力向上が肝になります。

特に中小企業では、経営者の人生観や経営観などの人間性や独自技術によって、ファンが付くので、その要素をブラッシュアップし、それを対外的に発信していくことが重要になります。

例えば、私のメイン領域である保育業界では、現在「横峰式」という教育法が一世風靡しています。

これは、子どもたちの生きる力をつけるための教育法で、幼稚園児や保育園児でも跳び箱で8段を飛んだり、逆立ちやバック転が自然に楽しみながら出来るようになるものです。

もちろん、「エチカの鏡」に登場したという事実もありますが、トップの人生観や教育観が独自技術を生み出し、それにファンが殺到し、圧倒的なブランドを創り上げているのです。

私は個人的には労働集約型のビジネスが好きです。
何故ならば、人がとても大きく影響するビジネスからです。本来、経営とはそういうものであり、それが如実に現れるビジネスに魅力を感じています。

もしそのような事業を行っている経営者の方がいらっしゃったら、私はこの一点に経営資源を注力すべきだと思いますし、そのノウハウをスタッフに共有・浸透させ、人材力をアップさせれば業績はおのずと伸びてきます

そして、その利益を人材に還元していただき、その好循環を継続的に生み出してほしいと思います。

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