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2012年における3つの経営ポイント(1)

皆様、本年もどうぞブランディングナビを宜しくお願いいたします。

さて、経済アナリストの朝倉慶氏、船井幸雄最高顧問、船井総研小山会長などの意見を集約すると2012年は主に以下の事項を留意して見ておく必要があるようです。

・イランの核開発
・11月のアメリカ大統領選
・ギリシャ、ポルトガル、アイルランド、イタリア、スペイン、フランスの国債価格
・アメリカの金融緩和、追加融資策の行方
・日本のユーロ支援
・円高
・先物の高騰、インフレ


いずれにしても日本を取り巻く状況は非常に危険が多く存在しているということです。

日本はデフレで、消費は冷え込むことでしょう。製造業を中心に輸出中心の企業は円高により、事業を収縮せざるを得ないと思います。さらに、税収が減少する中でさらに消費税増税が待ち受けています。失業者も増えるでしょう。被災地での失業手当が出なくなった人々のことも無視できません。

企業としては2012年は耐え凌ぐ1年になると考えられます。

さらには2013年、2014年とさらに国際情勢は不安視され、ユーロの崩壊やアメリカのディフォルトについても徐々に現実味を帯びているように感じます。そんな中、我々はどのようにして経営をしていくべきなのか。

以下の3つがポイントになります。

1.空白マーケットの発掘と価値ある独自性の確立
2.一人当たり生産性の向上(価値/価格の最大化)
3.固定客化・ファン化


私が定義する2012年の消費のキーワードは、

「超・厳選消費」

です。

消費が無くなるということはありえません。しかし、消費を控える傾向が強くなれば当然ながら「選ぶ」ことになります。限られたお金を限られたモノやサービスに使うということですね。2011年のボーナス低下、今後の消費税増税などから心理的にはかなり財布の紐はきつくなっています。

正月の百貨店の初売りは好調というニュースがありましたが、これはクリスマスを自宅で過ごした人たちのストレスが発散されたことと、特売に飛びつくという厳選行為にしか過ぎないのです。

リーマンショック後に贅沢品や贅沢サービスが全く売れなくなった時と同様です。

より一層消費者の目は肥えます。Webやスマートフォンでの検索にもシビアになることでしょう。さらに消費に時間を費やすということです。

しかし、消費者というのは「これだけは妥協したくない!」、「これにはお金を使いたい!」という真理を常に持っているものです。

例えばAKBファンからしてみれば、どんなに普段の食事代を削ってでもCDやコンサート、グッズにはお金をかけます。

教育業界も同様です。家計は厳しくてもこどもの習い事を無くすわけにはいきません。親自身の趣味を削ってでもこどもの教育にお金を使うのです。

ですので、企業側として意識しなければならないのは、

「消費者の厳選に選ばれるモノやサービスを提供すること」

です。

その為には他の企業が提供するものと同様ではいけません。同じ商品やサービスの中でも優位になれる価値を持っていなければならないのです。 わざわざ買う理由や、どうしても欲しい理由、あなたから買う理由を作り出してあげるのです。

そこには消費者の不安や不満、たまりに溜まった欲望があるのです。各業界にはまだまだそれを満たしきれていないサービスや業態があるはずです。

これを空白マーケットと言います。

この空白マーケットを業界内、商圏内でいち早く発見し、それを徹底して打ち出したマーケティングが2012年に求められる1つの経営の大切なテーマです。既存事業を守ることも大切ですが、新しいニーズに応えられるモノやサービスの開発にチャレンジすべきなのです。

次回も引き続き2012年の経営のポイントについてご紹介したいと思います。