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絞り込みによる商品の魅力と市場の拡大

少し前から農業に参入する企業が増えていますが、収益状況は厳しく苦労しているところが多いと聞きます。参入している企業の栽培方法としては、植物工場により効率よく行うか、農地を借りて露地栽培かビニールハウスなどでの栽培があります。少し前までは植物工場で栽培した野菜となると、物珍しいという見方で消費者の興味を引いていましたが、今は植物工場で栽培した野菜というだけでは消費者は振り向いてくれません。

そんな中、生産する側も特徴ある野菜を栽培することで、高単価商品を生み出す努力をしています。例えば、機能性野菜などは、スーパーなどでも他の野菜と比べると高い価格で販売されるため、野菜を栽培するということから、“○○成分が多く含まれているトマト”など販売方法での絞り込み、他商品との差別化が行われています。

一方、まったく話は変わりますが、“検定”ビジネスというものがあります。聞き覚えがあるものとしては、漢字検定だったり、TOEFLなどがあります。例えば、TOEFLは英語レベルを検定するものですが、この英語に関する検定だけでなんと30近くの検定が存在しています。例えば、“英語検定”“英語ロジック検定”“日商ビジネス英語検定試験”“ほんやく検定”など、これらは一例ですが、すべて英語に関する検定です。“英語”に関して様々な切り口での検定をすることで、市場が積み重なっている状態です。

今は、消費者の拘りも強くなっているので、今まであった商品でも絞り込むことでさらにマーケットを拡大させることもできるかもしれません。一度自社の商品で、考えてみられてはいかがでしょうか。