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ウィズコロナの時代でも儲かるフランチャイズビジネスとは?

日本には様々な「フランチャイズビジネス(以下FCビジネスと表記)」が存在しています。コンビニ、ファーストフード、フィットネスetc…本コラムをお読みの方の中で、これまでFCビジネスに触れたことがない方は、恐らく1人もいらっしゃらないのではないでしょうか?それほど我々の生活に根差しているFCビジネスですが、従来は「脱サラした個人事業主が営んでいるもの」というイメージが一般的でした。しかし近年は「売上規模が10億円以上の有力法人」が、「(小遣い稼ぎではなく)会社の成長性を担保するために」真剣にFCビジネスを検討し、新規事業参入していくケースが増えています。

本コラムでは、「新規事業をFCビジネスで考えてみたい」・「そもそもFCビジネスって、新規事業案として有望なの?」と思っている方に向けて、全2回に渡ってお送りをさせていただきます。まず第一回目の本日は「“ウィズコロナ”時代でも儲かるFCビジネスって、何?」というテーマで、お送りさせていただきます。

2020年以降も伸びるFCビジネスかどうか?見極めるための8視点

どんなビジネスにも「旬」があり、それはFCビジネスにおいても例外ではありません。特に短いケースでいくと1年でピークを迎え、衰退を迎えてしまったFC本部も少なくありません。
このようにFC本部が衰退し、残念ながら事業撤退に至ってしまったケースを分析していくと、多くの会社が下に掲載するプロセスを辿っている点が浮かびあがってきます。参考までに、あるFC本部で起きた撤退ストーリーを掲載させていただきます。

【5年で幕を閉じたFC本部の撤退ストーリー】

■A社は飲食店を複数店舗経営していたが、その内のラーメン業態が大ヒット
■ラーメン業態を2店舗に増やしたが、両店とも繁盛店となり、大きな収益を上げた
■「このモデルはいける!」ということでFC本部化に着手。加盟企業を一気に集めた
■ただ実際は「直営店レベルの収益性」を達成するには、厳しい立地条件をクリアする必要があった
■また、店長になる人材には「高度な調理スキル」が必要だった
※立地条件・人材要因に、この時点でFC本部は気づいていなかった
■結果、FC加盟店は想定収益に至らず、低収益店舗が続出
■また無理な出店を進めた結果、FC本部による加盟店フォローも不十分で、クレームが頻発することに
■新規のFC契約数は増えず、2年更新のFC契約も更新しない企業が続出
■FC本部化から5年目でFC体制に幕を閉じた…

このように、衰退してしまったFC本部の多くはFC本部様自身も認識していない「ビジネスモデル上の課題」が原因で、残念な結末を迎えてしまっている場合が多いのが実態と言えます。

さて、本コラムをお読みの皆さんは、上記のような「課題を抱えたFCビジネス」ではなく、「ダイヤモンドのように輝くFCビジネスを選びたい!」とお考えのことでしょう。

お待たせしました。

以下に”優れたFCビジネス“を見極めるための「8要素」を掲載させていただきます。

目利き①【立地】必要な立地条件が少ないほど高評価
→出店立地の制約が少なく、あらゆる立地で成立する業態の場合、高評価
※住宅立地でも、郊外立地でも成立するようなモデルは、とても強い

目利き②【規模】FC加盟すると「安く調達できる資源」がある
→FC本部がもっているスケールメリットにより、加盟企業はメリットが享受できる
※FCに加盟しなければ得られない明確な価値があるモデルは、とても強い

目利き③【ブランド力】そのFCの名称は広く一般に認知されている
→認知度が高い業態の場合、集客力に大きな差が生じる
※ブランド力は「認知度」×「好感度」。どちらか、または両方がポジティブなモデルは、とても強い

目利き④【商品】
→そのFC本部が提供している看板商品は「時流適応商品」である
※3年~5年スパンでみても伸びていく理由が、根拠付きで明確に説明できるモデルは、とても強い。

目利き⑤【価格力】
→どれだけ単価がとれるのか?競争力の高い価格がつけられるのか?
※独自ノウハウ・独自商品があることで、競争力の高い単価がつけられるモデルは、とても強い。

目利き⑥【販促力】
→FC加盟店舗の店舗集客をサポートするべく、FC本部は販促にどれだけ投資しているか?
※SNS(Facebook・Instagram・youtube)、プレスリリース、その他メディアでFC本部が積極的に情報発信を行い、認知拡大に努めているモデルは、とても強いし、信頼できるFC本部と評価してOK

目利き⑦【固定客化力】
→FC本部は固定客化のための仕組みとして独自のアプリケーションやシステム開発に投資しているか?
※こうした仕組みはFCに加盟せず独自で開発しようとすると多額のコストがかかる。FCに加盟することで上記のような仕組みも利用できるようなモデルの場合、信頼できるFC本部と評価してOK。

目利き⑧【接客力】
→接客レスに対する投資がどこまでできているか?
※機械化、自動化へ投資をしていればしているほど、モデルは強い

いかがでしたでしょうか。上記8つの視点でFCビジネスを客観的に評価してみることで「FCモデルが持っているパワー」を判断することが可能です。
そしてまとめると「選ぶべきFC本部」とは、「FC加盟企業のことを第一に考え、本部がしっかりと業態の磨きこみのために投資を行っているFC本部」と言えるでしょう。
※繰り返しですが、「FCビジネスとして有望度は低いのに、営業上手なFC本部」も、残念ながら存在しています。ただそうしたFC本部のほとんどは、悪気があって課題を隠しているわけではなく「課題に気づけていない」ケースがほとんどです。だからこそ、FC加盟を検討する会社が正しい知識をもって「目利き」をすることが重要なのです。

最後に:儲かるFCビジネス×自社との相性=成功

本コラムでは、「ウィズコロナの時代でも儲かるFCビジネス」というテーマでお送りをさせていただきましたが、「ダイヤモンドように輝くFCビジネス」を見つけ、参入したとしても、事業に失敗してしまう場合があります。それは「自社にマッチしていないFCビジネスを選んでしまった場合」に起こりえます。

つまり、FCで成功するには、優れたビジネスモデルを目利きすることと同じくらい「自分達にマッチしているものを選ぶ」ことが大事なのです。本日は最後に、以下に「マッチするかどうかを判断するためのチェックポイント」を掲載させていただきます。

【自社とFCビジネスの相性を図るための視点】
①既存事業とのシナジー
※シナジーが効かない事業の場合、失敗確率が上がる

②既存事業で得たノウハウを活かせない
※これまでやってきた事業のノウハウを生かせる領域が少ないほど、失敗確率は上がる

③新規事業ビジョンとのシナジーが低い
※会社が掲げているビジョンと、参入するFCビジネスのコンセプトが離れているほど、失敗確率は上がる

④選任者の人選
※FC事業を推進するメンバーのスキル・モチベーションが低いほど、失敗確率は上がる

上記4視点の評価が低い場合、たとえ魅力的なFCビジネスを選んだとしても事業に失敗してしまう場合があるため、注意が必要でしょう。

上記4視点の見極め方については、次回コラムで詳細をお伝えさせていただきます。
それでは第2回コラムで、またお会いしましょう。

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吉田 創
GM
入社以来、様々な業種・業態の中小企業様へ「企業価値向上」をテーマとした事業戦略の策定・現場への推進プロジェクトを展開。 これまでの累計担当プロジェクト数は500を超える。その経験を活かし、現在は中小企業の企業価値向上ステップを見える化する「経営品質診断」の開発責任者として、船井総研グループを横断して企業価値向上手法の普及に従事している。

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