こんにちは。高収益経営フォーラムの内田洋平です。
高収益経営フォーラムの次回6月例会では、不動産SHOP ナカジツ様、弁護士ドットコム様のご講演に続き、船井総研 デジタルイノベーションラボ 部長の斉藤より、「船井流DXのススメ」~オンライン対応型ビジネスモデルへの転換~と題しまして講演をさせて頂きます。今回は、その一部をご紹介いたします。
今回の例会はWEB開催のため、お試し参加もしやすいタイミングになっております。
持続的成長を実現するデジタル化のポイントとは?
これまでのメルマガで取り上げさせてただいた不動産SHOPナカジツ様はデジタルシフトを戦略的・組織的に取り入れ、企業成長をしながら高収益化を実現されています。またこのあと紹介させて頂く弁護士ドットコム様はデジタルトランスフォーメーションにより「クラウドサイン」というサービスを開発され、圧倒的シェアを獲得しています。デジタル化については以前から重要なテーマとして取り上げさせて頂いておりますが、コロナ禍においてその重要性が一段と増し、デジタル化も加速していくと考えられます。
そうした環境の中で、企業のデジタル化を推進していくための第一歩としておすすめしているのが「デジタルシフトの設計図(DXジャーニーマップ)」の作成です。これは自社のデジタルの全体像を描くもので、既に導入しているシステム(機関システム・経理システム等)を含め、それを業務プロセスに沿って整理していくものになります。作成のイメージとしては次のような形をおすすめしています。
※■■■には具体的なシステム名が入りますが、商標等の関係上、伏字とさせて頂いております。
まずは現状の業務プロセスに沿って、KGIやKPIを整理し、対応するデジタルツールを当てはめていきます。まずは現状使っているツールを当てはめてみてください。そうするとデジタル化できていない空白部分が生じてくるはずです。そこに、今後導入するシステムを入れていき、全体像を完成させます。この際には、それぞれデジタル化することによって顧客にどういった価値が提供できるのか(図中の「新たなCX」)をぜひ意識して頂きたいです。
これを作る最大のメリットは、全体最適を考えたデジタル化の設計ができることです。現在、安価で利用できるデジタルツールは無数にあるので、これまでのように巨額の投資をして自社独自に開発をしなくても、うまくそうした既存のツールを組み合わせていくことでデジタル化を効率的に進めることが可能になります。さらにそうした既製ツールは今後も新しいものが次々に出てきますので、ツールを上手く置き換えることでより良いデジタル体制をアップデートし続けていくことが可能になります。
6月例会ではデジタルシフトの設計図(DXジャーニーマップ)のより詳しいご説明を斉藤よりお届けする他、特にデジタルにフォーカスした企画をご用意させて頂いておりますので、ぜひご参加ください。高収益フォーラムの会員でない経営者・経営幹部の皆様もお試し参加が可能ですので、この機会にぜひご検討ください。
6月例会船井講師のご紹介
「船井流DXのススメ」~オンライン対応型ビジネスモデルへの転換~
デジタルイノベーションラボ 部長
斉藤 芳宣
大手通信会社を経て2004年に船井総研に入社。2005年にIT業界向けコンサルティング部隊を立ち上げ、1年8ヶ月という異例の速さでチームリーダーに就任。2018年よりIT・人材ビジネス業界向けコンサルティングを統括する部長に昇格。著書に、「負けない会社の作り方」(ビジネス社)、「セミナー営業の上手なやり方」(同文舘出版)がある。中小企業診断士。
高収益フォーラム 6月例会のご案内
日時・会場:6月18日(木) 弊社 丸の内オフィスよりWEB配信
高収益経営フォーラムは「営業利益率 業界平均の3倍若しくは10%以上を目指す」をコンセプトとする中堅企業向け会員制の勉強会です。
当勉強会では、延べ8,000社に渡る企業分析から厳選された高収益企業の現役TOPをゲストとして招き、高収益たる所以を生々しく解説していただきます。
「良質なビジネスモデルから、自社の営業利益率向上のためのヒントを得たい!」という経営者様に大変お勧めな勉強会となっております。
ぜひ、“ここでしか聞けない”ビジネス情報を体感くださいませ。
※お試し参加には審査がございます。ご希望に添えない場合もございますので、予めご了承ください。
高収益経営フォーラムの詳細はコチラから
https://www.keieikikaku-shitsu.com/study_hp