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人材が定着しない3つの理由

最近、業界を問わず相談を受けるのが、インバウンド対応と人材確保です。インバウンド対応のために、外国語対応メニューや販促ツールを整備する企業が増えてはいますが、直近の課題はバックヤードスタッフの確保と教育になります。特に飲食店では、中国人、ベトナム人などの留学生バイトを即戦略化するためにも、言葉の壁以上に、彼らの衛生、サービスレベル(価値観)を日本レベルまで意識を引き揚げることが求められています。

というのも、通常の店舗マニュアルや教育カリキュラムは日本人スタッフを教育することが前提になっているからです。いま、在日外国人が働きたい一番の業種がコンビニエンスストアになっています。それは、日本語を使う機会が多い。それも、正しい日本語を覚えられる。日本的サービスを実践できることが要因のようです。

彼らには、できれば日本で就職したい。難しければ日系企業に就職したい。という大きな目的があります。そのためには、正しい日本語はもちろんですが、日本的サービスレベル(価値観)の共有は必須となります。コンビニエンスストアが選ばれる理由は、バイトとはいえ、企業側に在日外国人を教育する準備できているからのようです。

在日外国人に限らず、人材の定着しない企業には大きく3つの特徴があります。
【1】働き手のニーズが時給でなく、スキルアップだと理解していない。
【2】正社員登用の意思がなく、将来の夢が描けない。
【3】教育がOJTに留まり、スキルアップを実現するカリキュラムになっていない。

これまでの教育はトップマネジメントを基本に、日本人の店長に対して実施してきました。これは教育にかけるコスト面も含めて、そうならざるを得なかったのが現状です。しかし、スマホを使った教育アプリなど、比較的安価で多言語対応や反復学習が可能な仕組みができていますので、お気軽にご相談いただければと思います。また、人材確保や定着のためにも、店長が経営者目線で考え、行動できるかが鍵となります。

興味のある方は、コチラをご覧ください。
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/315118.html

丹羽 英之
チーフコンサルタント
商業施設の運営活性化のプロフェッショナル
入社以来、ショッピングセンターの集客プロモーションから開発・リニューアルまでを積極的に支援。 既存のハード(=躯体)・ソフト(=商品と人)の強みを最大限に活かしたソフトリニューアルを得意とする。 特に、船井流マーケティングをベースとした即時業績アップとテナント一体化支援に定評があり、数多くのファンを持つ。 数多くの共同店舗、テナント専門店のコンサルティングを数多く手がけた経験を生かし、近年はデベロッパー向け研修や専門店チェーンの研修を積極的に行っている。 中央会、商工会、会議所での講演実績も多数。明日からデキル!を信条にしたオモシロ事例満載の講演は、明るく元気がでると評判。