優秀店長がSVに昇格することはよくありますが、優秀店長が抜けた店舗の業績が下がります。
特に、優秀店長が預かっている店舗は売上が大きく、企業としても減収要因に直結します。この過程でよくあるケースが、店長にSV機能をもたすエリア店長(ブロック店長)制の存在です。
結果は同じで、そもそも店長に求められる機能とSVに求められる機能が違うので、2重に負荷がかかり、SVに育つ前に、自店の売上を大きく落としてしまいます。
つまり、優秀店長がしている行動を仕組化して、誰でも優秀店長と同じ店舗運営(マーケティング、マネジメント)ができるようにするのです。その結果、優秀店長がSVになっても、店舗の業績が下がらない。SVになった優秀店長は、この仕組み通りになっているかをチェック、指導していくのです。
上記の内容は、ごく当たり前のようですが、実際に伸びているチェーンは、この仕組みづくりの前に出店をし続けるのですが、この仕組みづくりがないと30店舗の壁はこえられないようです。
店長が安定して売上をつくるには、やはり、現場任せでなく、本部が主導して売れる環境(組織と仕組)をつくることが大切なのです。