ここ最近、出店を加速している専門店チェーンは月坪40万円以上の商業施設に新規出店をしています。
これらのチェーン企業は、1年で10店舗のペースで出店して30店舗ぐらいで壁を迎えています。企業としては、新店効果もあり増収ですが、既存店割れが続き、これを現場店長で解決したいという共通課題を持っています。
また、これらのチェーン企業はweb、通販や、卸からのリアル店舗参入など異業種参入が多く、小売りや商業施設に関する経験値が少ないというのも特徴です。
ですので、商品・ブランドや自力販促があたっているときは良いのですが、そもそも本部、店長とも小売りの原理・原則を知らない、教えられていないので苦戦が続きます。
このケースでは、店長裁量でできることは少ないので、本部を巻き込みながら、まずは、本部主導で、施設客層と出店(MD)のズレを整える。
そして、施設販促(10週/52週)に、店頭オペレーションを合わせることからスタートし、店長主体でPDCAサイクルをまわしていきます。
攻める時期には、出店政策がポイントになりますが、このような停滞時期は、小売りの原理・原則を伝えつつ、評価も含めて売りのオペレーションを整えることが大切なのです。
この原理・原則について7月21(木)、25日(月)の店長研修でお伝えさせて頂きますので、ぜひご参加を検討ください。(次回開催は11月です)