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理念浸透している会社が押さえている2つのこと

国内経済はここ25〜30年間、低成長時代が続いていると言われています。

そんな中、低成長時代にも関わらず、小規模(社員数50名未満)だった状況から社員数100名超え、300名超えへと持続的成長を遂げている中堅企業の共通要因を日々調査、研究しています。

ここ1年弱で100を超える経営者ヒアリング、企業調査を重ね、調べて参りました。
そして、その要因が明らかになってきました。

本メルマガでは、低成長時代でも持続的成長を続ける中堅企業経営のポイントをお伝えしております。

低成長でも持続的成長している中堅企業は「理念が社員に浸透している」ということをテーマにお伝えさせていただきます。

理念が浸透しているところは、以下の2つをしっかりと押させていらっしゃいます。

理念がストーリーになっている

1点目は理念が分かりやすく、ストーリーになっています。

これは、理念の原点に据えるべき創業者、経営トップの人生観、経営観、社会観が良いとか、間違っているとか、の問題とは全く別問題とご理解ください(企業は経営者の”価値観”を尊重するべきものであることは微動だにさせるべきでありません。こうした点と”分かりやすいかどうか”とは一線を画して以下を読み進めていただければ幸いです。)

分かりやすい理念とは、「理念(P)」だけが置いてぼりにならず、その以下に続く「ミッション(M)」と「ビジョン(V)」と「バリュー(V)」が一貫してつながり、ストーリーになっています。

上図のA社とB社を比較ください。A社はPMVV(理念、ミッション、ビジョン、バリュー)がバラバラです。その一方でB社は「だから、私たちは〇〇〇だ」という言葉を各項目(MとVとV)を頭出しとして入れると、見事につながり、ストーリーになり、一貫性が出てきます。

「理念」は、PMVV(理念、ミッション、ビジョン、バリュー)をワンセットで考えて整理することが大変重要です。そして、ストーリーのある理念は、受け手(社員)が「1」を聞いて「5、6、・・・10」と自らがイメージ、想像をしやすいものであるべきです。

人が「1、2」を聞くと、自然に「5、6、・・・10」と連想、イメージできる分かりやすさがあると、浸透しやすくなるのは自明です。

理念浸透は、この分かりやすさで半分は勝負あり、と言っても過言ではないと考えています。

理念を自分たちの”BOSS”と位置付けている

2点目は、自社で1番偉いのは社長ではなく「理念」だという建付けで理念浸透を社内展開することです。

上図のA社とB社を比べてください。
A社は、「社長=理念」という建付けです。それを理解、浸透するのが社員であり、「浸透させる」側と「浸透されされる」側と別れがちになります。この建付けでは社員に理念が浸透しません。

よくありがちな「社長が〇〇〇と言ってたから・・・」「上司は何て言ってる?」という”中身”よりも”誰”が言っているを重視してしまう、良くない忖度が社員の言動で起こったり、社員の思考(創意工夫)がストップしてしまう状態は、こうした建付けの不適切さから起こります。

その一方でB社は、自分たちの”1番のBOSS”は(社長ではなく)「理念」である。社長はその「理念」の1番弟子にすぎない。

社長、役員、役職含めて、社員と一緒に同じ”弟子”としてみんなで浸透されよう、そうすれば組織は一つになれる、という建付けです。

この建付けを社内に明確に示して展開する取組み例として、「理念の社長・役員率先実践宣言」というものがあります。

これは文字通り、社長、役員自らが「まずは理念を率先実践する」ことを社内に宣言して、定期的に社員からアンケート形式で、理念実践度の評価を受ける取組みです。

以上ご説明した2点、
1.理念がストーリーになっている
2.理念を自分たちの”BOSS”だと位置づけている
をご紹介させていただきましたが、

この2点が「理念が組織に浸透」に関しての基礎ベースになるポイントです。

社員100名超えたら必須になるビジョナリーな成長企業づくり


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南原繁
株式会社 船井総合研究所 価値向上支援本部アカウントパートナー室 上席コンサルタント ディレクター
1993年関西大学経済学部卒業後、㈱船井総合研究所入社。 入社後、流通小売業、飲食サービス業、製菓製パン業、地域遊休地開発、観光事業、企業CRE戦略、自動車販売業の幅広いフィールドを通じて、船井流マーケティングの基本ベースを習得する。 2000年より住宅リフォーム業を本格的に従事、2002年チームリーダー、2005年グループマネージャー、2010年上席コンサルタント認定、2014年住宅不動産部副部長、2017年リフォーム支援部部長。

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