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顧客目線でDX化による第二本業を達成した企業

出版業から情報加工業にシフトし高収益経営を実現!

高収益経営フォーラム・次回10月例会では、鎌倉新書 清水CEOにご講演を頂きます。会社名からお分かりのように、元々は出版社でした。しかし、DX化を実現し、現在では営業利益率26.4%(2020年1月期)の高収益企業です。

1.DX化を実現したポイントとは?


 
鎌倉新書様の場合、DX化を実現しようとして今のビジネスモデルが出来上がったという訳ではありません。お客さんにとっての価値を追求していった結果、手段としてデジタルを選び、結果として顧客体験を変えてしまうようなDX化を実現しているのです。

元々、清水様が会社に入られた際は、仏教書籍の出版会社でした。仏教書だけでは経営が難しいと、葬儀・お墓の産業向けの業界紙にシフトしましたが、「お客様が欲しいのは本ではなく情報である」ということを実感し、自社を「情報加工業」と位置づけました。顧客にとっての本当の価値を考えた結果、情報を伝えられれば、本でなくても良いとの発想が、ビジネスモデルの転換を可能にしたのです。

現在では、葬儀関連サービス(葬祭・仏壇・お墓)を探している人と、葬儀関連のサービスを提供する企業をマッチングするプラットフォーム(ポータルサイト)を運営しています。ただし、全ての業務をデジタルに置き換えているかというとそうではなく、顧客との対応はコールセンターで実施しています。葬儀というのは、すぐに場所を探さないといけないという事情があるので、コールセンターで人が対応し、顧客にあった葬儀を手配しているのです。
顧客層はかつての仏教関係者から、高齢者全般に広がっています。これも、顧客にとって本当に必要なものを追求し、それに合ったビジネスモデルを磨き上げてきたからこそ、達成されたDX化といえると思います。

2.高収益経営フォーラムのご案内

今回ご紹介させて頂きました鎌倉新書のCEO 清水様は、次回高収益経営フォーラムの10月例会でご講演頂きます。10月例会では、「DX化を実現するための経営者としての考え方」や、「磨き込まれたビジネスモデル」について、より詳しくご解説を頂く予定です。お試し参加は初回無料となっておりますので、この機会にぜひご参加ください。

高収益経営フォーラムは「営業利益率 業界平均の3倍若しくは10%以上を目指す」をコンセプトとする中堅企業向け会員制の勉強会です。
当勉強会では、延べ8,000社に渡る企業分析から厳選された高収益企業の現役TOPをゲストとして招き、高収益たる所以を生々しく解説していただきます。「良質なビジネスモデルから、自社の営業利益率向上のためのヒントを得たい!」という経営者様に大変お勧めな勉強会となっております。
ぜひ、“ここでしか聞けない”ビジネス情報を体感くださいませ。

※お試し参加頂ける企業様の枠には限りがございます。ご希望に添えない場合もございますので、予めご了承ください。

高収益経営フォーラムの詳細はコチラから

内田 洋平
株式会社船井総合研究所 事業イノベーション支援部
東京大学経済学部卒業。大手メーカーにて5年勤務(うち2年はアメリカ赴任)し営業・企画職を担当した後、㈱船井総合研究所に入社。
入社以来、市場調査、HD化、ビジネスデューデリジェンス、新規事業開発など多岐に渡るテーマのコンサルティングに従事し、累計担当PJ数は70社にのぼる。
現在は新規事業・事業戦略領域を専門とし、主にプロジェクトマネジメントを実施。新規事業の市場調査・計画立案・実行支援のみならず、 大手企業での新規事業構築にむけた研修も実施。