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戦略をインストールしたつもりになっていませんか?

こんにちは。船井総研の濱野雄介です。

今回は、「戦略のインストール」についてお話します。

顧客企業に常駐してコンサルティング活動を続けていると、コンサルタントの付加価値は何かと考えることがあります。

我々のグループのサービス領域は、特定の業種や特定のテーマを専門に支援活動を行うコンサルタントのように、限られた領域内で、ある程度予測可能な問題を、知識や事例をベースに解決していくといった類の業務は殆どなく、むしろ経験の範囲外の問題や、経験値が通用しない問題を抱えている企業のお手伝いをさせていただくケースが大半を占めます。

つまり、知識や事例やノウハウを提供すれば、問題が短期間で片付いてしまう状況下で業務を行うことは少なく、変動要素や不確定要素が多いために中長期的視点で戦略のインストールが必要な状況下で業務を提供させていただくことが多いということです。

さて、戦略のインストールの時間軸を以下のように分類するとしましょう。

1.戦略の準備期間・・・構築から実行開始まで
2.戦略の潜伏期間・・・実行開始から効果が出るまで
3.戦略の耐久期間・・・効果を発揮している期間

戦略のインストールにあたっては、1と2の時間を短縮し、3の時間を長期化することが重要です。顧客企業のプロジェクトメンバーの方々と共に業務を進めていく過程で強く感じるのは、こうした時間軸の調整を可能にし、ブロークンリズムで次々と発生する問題を順次解決していく作法を組織に定着化させねばならないということです。あくまでも個人的な見解ですが、この連鎖的業務の提供こそがコンサルタントの付加価値であり、戦略のインストールだと考えています。

一般的に、知識詰め込み型の研修を実施した場合、一時的な刺激を社員に与えることは可能ですが、それだけで抜本的に問題が解決して組織が走り出すということは殆どありません。当グループではこのような問題を回避し、真の組織変革を可能にするための特別なサービスプログラムをご用意しております。戦略のインストールとはどのようなものなのか、どうすればプロジェクトを成功に導くことができるのか、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

濱野 雄介
船井総合研究所 プロジェクトマネージャー