MENU
×

MENU

お問い合わせ マイページ

どんなに戦略が正しくても社員のノリが悪いと成果は出ない

■ 売上や社員数は伸びているが、組織の質の低下を感じる

社員数100名前後の経営者の方とお話をしていると、
・ 業績は順調に伸びているが、組織が付いてきていない気がする
・ 現場が回っておらず、しんどそうだ
・ 顧客の満足の声が減り、むしろクレームが多くなった気がする
・思ったとおりのスピード感で進まないため、組織の管理体制をより強固にしている
という声をよく耳にします。これは、売上や社員数の増加である「量的成長」はしているが、組織の「質的成長」が伴っていない状況に陥っていると言えます。

特に、この質的成長が伴わず、停滞感が発生する規模感が100名前後と言われており、私たちは「100名の壁」と呼んでおります。では、いったいどのようにして、量的成長と共に質的成長できるのでしょうか。

■どんなに“戦略”展開が適切でも、100名超~は、社員の“(心底からの)ノリ”が悪いと伸びない

質的成長した姿として「社員のノリを良くなり、自律した社員を増やす」ためにはどうしたらいいのでしょうか。それは、「社員の内発的動機を発露」させることです。

社員の内発的動機を発露させるためには、組織のカルチャーとして「理念(PMVV)」の浸透・共感が最重要です。上位概念である「PMVV」は、社員の内発的動機に紐づく部分であるため、「お客さまへ喜んでいただける」「自身の成長」など、仕事を通した楽しさを表現したわかりやすい言語が必要です。

一方で、「他と比較して勝ちたい」という外発的動機は、瞬発力が強い動機です。戦略や仕組み、戦術、戦闘は、日常の中で多く出てきますから、私たちの日常は外発的動機に偏りがちです。
 質的成長が伴う組織は、2つの動機をくっきり区別して使い分けております。そして、社員や組織の「内発的動機」を鼓舞するため、時間や労力を惜しまず徹底して取り組んでいます。

■ 質的成長が下がったが、∨字回復した事例

ぜひ、ご参加ください。
「社員100名超えたら必須になるビジョナリー企業変革」セミナー

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/083480

150名の際、質的成長の低下したものの、理念で社員300名が一体化し、業界にイノベーションを起こした組織があります。昨年、船井総研のグレートカンパニー大賞を受賞した「医療法人社団悠翔会」様です。「規則やルールに基づくマネジメントではなく、理念・価値観によるマネジメント」を実施しているそうです。今回、特別ゲストということで佐々木淳理事長にご講演いただきます。量的成長だけでなく、質的成長を目指す組織の経営者の皆さまはご聴講いただけますと幸いです。

【開催日時】
①6月23日(木)13:00~16:30 @オンライン
②7月 6日(水)13:00~16:30 @オンライン
③7月 9日(土)13:00~16:30 @オンライン

今 亮太郎
株式会社船井総合研究所 事業イノベーション支援部
多種多様な業種・業界の中堅・大手向けコンサルティング業務を経験。具体的には、大手企業の戦略策定や事業計画策定、市場調査など幅広い領域の実務をこなす。 現在は、いい会社を一社でも増やす思いで「成長戦略づくり」「新規事業立ち上げ」「ホールディングス化」「組織づくり」等、の「中堅企業の価値向上支援」を行っている。