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好景気における品揃え戦略

一般に好景気と言われていますが、好景気になると、出てくる商品の典型は「低価格カテゴリーの高価格商品」です。

例で言えば
「200万円の軽自動車」
「100均のキャンドゥの1,000円の均一雑貨店」
「コンビニの500円以上の単価の贅沢スイーツ」
といった具合に。

そもそも、軽自動車は普通乗用車よりも価格が安く、税金も安く、燃料代も安く、諸々の諸経費も安いので、買っている方が多い中で普通乗用車並か、それ以上の価格の軽自動車とは…100均も安くて品揃えがいいから買っているのに、その高単価商品とは…コンビニも気軽さで行っているのに「贅沢〇〇」とは…とも感じられます。

しかしながら、好景気と言えども、実際に大きく収入が増えている人は株や土地の含み益の出た人や、インバウンドブーム等に乗って儲けることができた人など、ごく一部の人に限られます。それ以外の人は「世の中、好景気と言っているのに、自分自身の実態収入は増えていないな…」と感じてる人が大半です。

しかしながら、この「お祭り騒ぎ」に全く、参加でないのも…という感じで自分の収入でできる範囲の「プチ贅沢」をするような消費行動になります。その価格レンジは元々の単価の1.7倍から高くても3倍までの範囲です。それもすべての消費生活でではなく、自分の好きなことの中で1つだけという「部分的なプチ贅沢」という消費行動になります。

物販でも飲食でもサービス業でも品揃えの幅を上に広げることで新たな需要を生み出すことができます。その際に気をつけるべきことは「価値/価格」を上げることです。価格が1.3倍なら価値は1.5倍、価格が2倍なら価値は3倍…という形にしないと消費行動は喚起できません。

宇都宮 勉
株式会社船井総合研究所 上席コンサルタント
経営者・幹部様向け/業績のあがる調査のポイント・海外成功法
これまでに、300件を超えるアミューズメント施設(ゲームセンター、カラオケ、複合カフェ、ボウリング場、複合アミューズメント施設など)の開発・活性化に携わる。大手チェーンから単独店舗まで幅広いクライアントに対して、新業態開発及び新店舗開発から社内体制強化、従業員教育までオールラウンドに携わる。 また、海外進出の支援から進出後の業績アップまで、特にアジア地域での活性化ノウハウは高く評価されている。進出前の視察セミナーでは、地元の企業・顧客のリアルな声が聞けると好評。