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【社員100名の壁を越えられない!? 組織が成長しない7つの理由とは?】

いつもメルマガをご覧いただきありがとうございます。
第一経営支援本部 兼 アカウントパートナー室の松井哲也です。

10名乗りの小型船と、100名を超える大型船では、船長から乗組員への意思伝達が全く変わります。
操縦する人が、あ、右に曲がるよと、すぐ曲がれるのと、船長が、目指す目的・方向を事前に伝え、各長に役割を伝え、準備、計画を綿密にたて、全乗組員へスケジュール通りに、面舵いっぱいと伝えて、時間をかけて、右方向に向かおうとするのでは、時間も労力も全く違います。

30名くらいからお付き合いしている不動産会社社長が、30名時代に社員さんに意思伝達していた頃と、いま150名の会社になり、理念、使命、展望を、各部門長を通して発信して、経営計画を作成、浸透実行させるのだが、なかなか思うように行かない事を、上記の船に例えていました。
事業戦略となるビジネスモデルや、マーケティング策を進めているだけでは会社は成長しない。特に社員が、30名、50名、100名と大きくなるにつれ、より組織戦略が重要になります。

今までは、既存事業でのモデルが好調に推進し、必要に応じた補充人材採用にて、ある程度成長し続けてきた会社も多いでしょう。しかし! 人口減少? コロナ禍?いや、実は組織が限界に来ている?
未来に向けて成長する姿が見えない状態になってはいないでしょうか。
今一度、名実ともに100名超えの組織をつくるために、自社の会社(組織)について考えてみてください。そこで、ヒントとなるべく、私がコンサルティング現場で感じた、“組織が成長しない7の理由”について整理してみます。

❶経営理念は、掲げてるだけ?
経営理念は、経営者も社員も、会社運営における目的である。掲げているだけでは、存在すらしていない。何でもありは、大問題。何でもできるは、何にもできないと同じ。目的は、企業の的であって、経営者も、社員も目的を規定すればするほど考えて強くなる。やらない事を明確にするのも理念である。

❷ビジョンが無いとどうなる?
ビジョンは目指すゴール・展望。曖昧にしていると経営者も、社員も、バラバラに自分の考えた方向で動いてしまう、又は何も考えない。
ビジョンがないと、結局今期の事業計画・目標中心で動いてしまう。今期の売上が最重要!社員は日々数字と期限に追われる毎日。社員をワクワクと動かすビジョンは重要。

❸新商品・新事業発想は無い?
既存事業だけでは、いつか成長は止まる。業態変換が起こりはじめている。未来への投資は見えないので意志決定に時間が掛かった上でやらない。これは理念・ビジョンが曖昧な事に起因する。理念・ビジョンに合わせて、全社員が新しい事業を考える文化をつくれなければ、未来へ広がらない。

❹必要だが後回しになる人材開発?
未来に向けた継続的な人材採用計画が曖昧。新卒はすぐに使えないから、即戦力の中途採用を行う。必要に応じた補充採用。教える文化より、属人的な成長。インセンティブ評価もあり、離職率高く、結果逸材社員は成長できる会社へ転職。新たな未来への事業・組織展開は、より見られない環境になる。

❺組織作りは後回し?
稼げる営業社員を重視する。専任マネージャーはいらない、兼任中心。間接部門の事務・企画・サポート、また総務・人事・経理は最低限の人員で回す。属人的能力のスーパーマン営業が大事?未来へ挑戦する組織体にならず、新たな事業展開をしたり、人が育ちやすい戦略や環境を作れていない。

❻社員一体化が図れない?
会社としての理念・ビジョンが大事と言われても?社員の判断は、全て「社長の発言、指示」。社長も毎日が朝令暮改。社長への忖度がベースの意思決定で、社員一人一人の主体性が無い。社員へ一気通貫の事柄がなく、一体化は図れない。結果、何も進まない、社長の指示一色の、集合体組織になってしまう。

❼自社の事業展開において、使命・価値を持って進めているか?
既存事業でのモデルが、何とか好調に推進し、その関連・新規事業へと展開しようとした時に、その核となる考え方である軸がない。収益向上をもとに、顧客満足、社員満足、地域貢献といった大枠な考え方はあっても、やはり既存事業の枠に固執し超えられない事態になっている。理念、ビジョンに基づいて経営をしてきても、そこに使命(命を使って全う)、価値(大切さ。・値打ち)が生まれていなければ、いつか頭打ちになってしまう。

名実ともに、社員100名の壁を越え、組織を成長し続けるには、上記7つの理由の裏返しかと思います。経営者も、管理職も、社員も、企業体として、目的・展望・使命・価値を持って、浸透徹底された、未来に夢のある経営を進めるために、企業改革を進めていってください。

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/076099

松井 哲也
株式会社船井総合研究所 賃貸支援部 シニアコンサルタント
不動産業(賃貸・売買仲介、管理業務)の業績アップ・活性化を手がけている。高入居率や、管理業務の効率化を切り口に、現場の活性化、及び業績アップを手がける。 綿密なマーケットリサーチに基づき、管理業務・仲介業務(仕入・集客・営業)のバランスを前提にした具体的かつ即効性のある現場中心の実践支援は定評である。 空室対策からの資産提案(提案型リフォーム・売買・建替え等)、資産活用(新商品開発)への展開も積極的に取り組んでいる。

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