中小企業のブランディングに関わる提案をしていて、常々誤解を受けやすいことがあります。
「ブランディングとはファッション業界のもの?」
ファッション業界からスタートした概念ですが、今やあらゆる業種業界において、ブランディングへの取り組みは可能です。むしろ、ファッション産業以外の方が効果が大きいと感じられます。
「ブランディングとは、かっこよくすること?」
必ずしもそうではありません。その会社の強みを表現できるのであれば、かっこよいだけがブランドではないです。かっこいい業界だけのものでは決してありません。
「ブランディングって抽象的で分かりにくい」
分かりにくいからこそ、取り組んでいる会社が少なく、効果が上がるというものです。小売や外食だけでなく、教育産業や医療法人といったセクターでもブランディングに取り組んでいる組織とそうでない組織に差が開きつつあります。
「ブランディングって、言葉遊びみたいなもの?」
言葉遊びで終わってしまっては成果も出ません。自社の強みをお客様に効果的に表現してゆくことが大事なのですが、そこに一本筋の通った信念が必要になります。上滑りした言葉の羅列では誰の心にも響かないです。
「ブランディングって大企業のものでしょ?」
大いなる誤解です。中小企業こそ、これからの厳しい時代をブランディングによって乗り越えてゆくべきだと感じています。大企業グループはそれ自体にブランド力がありますが、なにもない中小企業こそブランドを創造することが大切になります。
「ブランディングって、成長企業のもの?」
これまた大きな誤解で、成熟業界・成熟企業にとってこそブランディングは重要なものです。成熟業界でみなが明日の見通しを明るく見ていない中で、どうやってブレイクスルーするのか、それこそがブランディングの力なのです。
「ブランディングって、何のためにするの?」
業績を上げるためです。明確にこれをターゲットにしています。それがなければ、意味の無いことです。
「中小企業こそブランディング」私たちは今後も積極的に取り組みます。
私ども主催の「ブランド倶楽部」にぜひ「お試し参加」なさってみてください。(初回のみ無料受講可能)
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/515176.html
次回10/15日に東京・五反田で開催いたします。
本件お申し込み・お問い合わせは以下までお願いいたします。
株式会社 船井総合研究所 経営戦略事業部
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