船井総研の経営戦略事業部では定期的に「自主調査レポート」を配信しています。
エンドユーザーの消費動向を知るために商品を決めて300人程のサンプル調査を実施しています。
先日、「冷凍食品に関しての購買行動」に関しての調査を実施しました。
その中でいくつか、興味深い結果を得ることができました。
・「CMを見て……」が多いと思いきや、意外に「店頭での感覚」で買っていることが分かりました。その傾向は頻度が高く、いい物嗜好の方ほど、強いという傾向が出ていました。
・店頭での感覚で重要視されている点は一番は「容量・分量」となっており、ついで「パッケージの色・デザイン」が上位にきています。
・買い替える(ブランドをスイッチさせる)きっかけは、「他社商品が安売りをしていた」ということが最上位となってますが、「増量をしていたから」が意外に上位にきています。
これらから、グロサリー(メーカー食品・メーカー菓子)に関しましては、「容量・分量をベースとしたマーケティング」が必要であることがわかります。
また、パッケージの色・デザインも重要視されています。
つまり、「パッケージを見て買っている」ということになります。
消費者の志向は常に変化をし続けます。
流通業・サービス業において、各企業が「市場調査」「消費者調査」を実施していますが、調査において一番重要なことは、「その時代に合った切り口で調査をする」ということです。
ご興味のある方は下記もご参照下さい。
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