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成功する新規事業の絶対法則!キーワードは2つのスマート化!

前回のコラムでは、「いま新規事業の相談件数が増加している理由」を紹介させていただきました。
コンサルタントとして新規事業の立ち上げのサポートをしていると成功する企業、失敗する企業のいずれも目の当たりにします。

今回のコラムでは新規事業立ち上げのサポートの中で見た「いま、新規事業を成功させている企業が重視するポイント」を紹介させていただきます。
今回紹介させていただくポイントは2つの「スマート化」です。

ポイント①:投資のスマート化
新規事業を成功させている企業は立ち上げだけでなく、立ち上げ後の事業拡大も視野に入れた投資計画を立てています。

これらの企業は投資しても効果が見込めそうにない部分はきっちり抑えつつ、効果が見込めるところにしっかり投資をします。
例えば、温泉道場様は温浴施設の居ぬき物件を上手に活用し、お風呂の投資は抑え、お風呂以外の空間に投資を回し、従来の温浴施設とは差別化された1日中楽しめる新業態「おふろcafé」を開発、事業拡大させています。
また、以前のコラム「高収益企業はこう作る!市場選びで販促費8%減を実現した方法」で紹介させていただいたように、参入する市場を綿密に選定し、初期段階から広告・販促費を抑えられる事業を構築し、拡大をさせている企業様もいます。

このように新規事業を成功させる企業は事業立ち上げだけでなく、拡大も視野に入れながら、スマートな投資計画を立てているのです。

ポイント②:人材のスマート化
労働力人口減の時代において、「人材をどのように確保していくか?」はますます重要となり、新規事業を成功させている企業は共通して緻密な人員計画を立てています。

この人員計画において重要なキーワードが「省人化=人材のスマート化」です。省人化には「脱職人化」、「少人数化」の2つの視点があります。
例えば高級フレンチ料理を提供する飲食店を始めようと考えた際、当然ながら腕の良い料理人が必要となります。
一方で、冷凍の揚げ物を提供する飲食店では腕の良い料理人は必要とはしません。
前者のように特殊スキルや経験・資格が必要となるビジネスは差別化がしやすいものの、人材確保が困難であり、人員リスクを抱えることになります。
一方で、後者の場合は特にスキルや経験・資格は必要ないため、人員リスクは少なくなります。この視点が「脱職人化」です。

続いて「少人数化」ですが、言うまでなく多数の人員が必要となる事業は今後、採用基盤がない限り、事業スタートや拡大はしにくくなります。
早朝、深夜を無人にし、24時間営業を実現しているフィットネスクラブなどがありますが、いま新規事業を成功させている企業は「少人数化」という視点も入れて検討しています。

皆様の検討する新規事業は2つの「スマート化」は実現できていますでしょうか?
ぜひ、一度検討してみてください。

下田 寛之
高収益化支援部 部長
2007年に青山学院大学経済学部卒業後、株式会社船井総合研究所(現株式会社船井総研ホールディングス)に入社。入社後は事業計画策定、新規事業開発、ビジネスデューデリジェンスなど多岐に渡るテーマのコンサルティングに従事。現在は経営改革事業本部にて、社内横断型のコンサルティングサービスを推進。代表的なものとしては「高収益経営フォーラム」、「ビジネスモデル診断」、「組織力診断」、「クラウド人事評価制度~Advance~」が挙げられる。