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新規事業検討の7つの評価軸

成功する企業は知っている!

経営資源の洗い出しこそ、成功事例の共通項

新規事業の成功法則!“あたる”新規事業を見極めるコツとは!

前回のコラムでは、成功する新規事業の法則として2つのスマート化を紹介させていただきました。今回も新規事業関連のコラムを執筆させていただきます。

新規事業の検討を行っているといくつかのハードルに必ずぶつかるのですが、中でも「沢山の事業案の中から、最適な新規事業をどのように決めるか?」はどの企業にも共通してハードルとなります。このハードルを上手に乗り越えるために必要なものは「事業の評価軸」です。本日は新規事業を成功させるために重要となる評価軸を紹介させていただきます。

新規事業の検討で使われる評価軸とは?

一般的な新規事業の評価項目には以下のようなものがあり、それぞれを“軸”として機能させるために自社が求める条件を設定していきます。

市場の魅力度=市場の大きさや市場に成長性、競争環境など

事業の収益性=営業利益率や1拠点当たりの売上や利益など

投資回収のしやすさ=投資金額、投資回収年度など

人材確保のしやすさ=必要な人材の資質、必要人材数など

許認可等の必要資格の有無=法令や条例、許認可等の必要性など

本業へ与えうるリスクの大きさ=食中毒や死亡事故などの人的災害の発生リスク

経営資源の活用度

上記はすべて新規事業を評価する上で重要な軸となるのですが、新規事業を成功させている企業が共通して重要としていた/また、成功の要因を振り返ってみると特に重要であった、となることが多い評価軸が⑦の「経営資源の活用度」です。なお、ここでの経営資源とは目に見えやすい資金(カネ)や土地、建物、設備などの資産だけではなく、目に見えにくいノウハウや人脈も含んでいます。

なぜ、経営資源の活用が重要であるのか?

新規事業検討の際に用いられる代表的なフレームワーク「アンゾフの成長マトリックス」が示すように新規事業はゼロから立ち上げるほど難易度は高く、失敗確率も上がります。このゼロをイチ以上に変える役割を果たすのが経営資源の活用なのです。

例えば、現顧客がターゲットとなる、新商品や新サービスを立ち上げるのであれば成功確率は上がります。また、良い物件情報を紹介してくれる人脈や良い商材を仕入れられる人脈があるのであれば、その物件や商材を用いる事業(例えば飲食店)を展開すれば成功確率は上がります。

我々、コンサルタントも新規事業のサポートを行う際は、スタート段階で活用できそうな経営資源を漏れなく洗い出します。皆様も新規事業を検討する際は、自社が持っている経営資源の洗い出しを行ってみてください。突破口が開かれるかもしれません。

下田 寛之
高収益化支援部 部長
2007年に青山学院大学経済学部卒業後、株式会社船井総合研究所(現株式会社船井総研ホールディングス)に入社。入社後は事業計画策定、新規事業開発、ビジネスデューデリジェンスなど多岐に渡るテーマのコンサルティングに従事。現在は高収益化支援部にて、社内横断型のコンサルティングサービスを推進。代表的なものとしては「高収益経営フォーラム」、「ビジネスモデル診断」、「組織力診断」、「クラウド人事評価制度~Advance~」が挙げられる。