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初めて新規事業を検討する方は要注意!!コンサルが現場で見た新規事業の9割が失敗する理由!

人口減少社会の到来により、将来、多数の業界の衰退が見込まれる現在、さまざまな業種、業態の企業様が新規事業を検討されています。我々船井総研も、ここ4~5年にかけて、既存のクライアント企業様だけでなく、新規のクライアント企業様から、新規事業の相談が増えています。

新規事業を検討される企業様は増えてきてはいるものの、実際に晴れて事業としてスタートできる企業様、また、事業として成功する企業様は多くありません。それは大手、中小問わず、共通の結果です。では、なぜこのような“失敗”が起こってしまうのでしょう。今回のコラムでは、“よくある失敗例”の一部を紹介させていただきます。

【1】市場規模が想定以上に小さかった!
例えば、ある国のBtoC市場は、インターネット上のデータなどでは2,000億円あると記載されているが、いざ事業をスタートしてみると全くニーズがないため、調査したところ、実際は100億円程度しかなかった。結局撤退へ。

【2】法改正により収益性が下がってしまった!
法改正のリスクをしっかり把握せず、事業をスタート。法改正後、利益率が一気に悪化し、目処がたたず撤退へ。これは医療や介護事業など、法改正が数年に1回行われる事業でよくある話です。

【3】事業の検討体制を誤ってしまった!
優秀な人材を集めて、新規事業の検討をスタート。ただし、集められた人材はみな、既存業務と兼務であった。結果的に全く時間がとれず、ずるずると時間だけが経ち、完全に出遅れてしまい、事業スタートできない。

【4】想定以上にビジネスを組み立てるのが困難だった!
介護や保育事業などは実は、どの企業も同じく人材不足の状態です。事業シミュレーション上、理論値で算出した人材人数。ふたを開けてみたら全く採用できず、結果、事業は拡大できない。

これらの例はあくまで一部であり、失敗例はまだまだ、たくさんあります。いかがでしょうか?成功例を知ることも大事ですが、それと同じくらい失敗を知っておくことも大事だと思いませんか?皆さんは失敗例、集められておりますか?

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下田 寛之
株式会社船井総合研究所 経営コンサルタント
入社以来、様々な業種における経営戦略立案、マーケティング戦略立案プロジェクト、M&Aに伴うビジネスデューディリジェンスなど多岐に渡る経験を有する。近年は新規事業の立ち上げに主に従事。業種業界問わず多岐に渡る新規事業の立ち上げの実績を持つ。 実績は、生協系、アパレル、自動車メーカー、カー用品、家電、コンビニ、カフェ、ベーカリーなどメーカーから小売まで多岐に渡る。