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あと5年で当日宅配が当たり前に

日本のスーパーは今、二つの大きな問題に直面しています。

一つは、これまでアメリカのスーパーをモデルとし、成長してきたのですが、今後の10年を考えたとき、モデルとなるものがないということ。二つ目は、常に30代の4人家族がターゲットだったが、このターゲットの母数が減ってきていることです。さらには、団塊の世代があと5年で70歳を迎えようとしています。この70歳をピークに迎えるのが車離れです。

800万人が一斉に車に乗らなくなり、一気に行動範囲が狭まります。これによって、これまで車で来店いただくことを前提としていたスーパー、ホームセンター、ドラッグストアは、徒歩や自転車での買い物客の増加に伴い、新たな対応をとることになります。

一つはネット販売の開始です。もう一つは、当日お買い上げいただいた商品をその日のうちに宅配する「持ち帰り便」といわれるサービスを始めることが予想されます。地場のスーパー、ホームセンター、ドラッグストアがネット販売を開始するには、システムの導入や人員の問題で実施できない場合が多いですが、「持ち帰り便」の開始はいまスグにでも実施できる施策です。

このように小商圏に対する手厚いサービスを実施できるのは、他でもない地場運送会社です。「持ち帰り便」サービスは、物流会社の地場小売業に対する突破口となるサービスです。つまりネットスーパーに対応する物流サービスなど、導入ハードルの高いものではなく、比較的導入までのハードルが低く依頼しやすいサービスということです。このサービスは、これまでのサービスに加え、新たな物流サービスとなるでしょう。