MENU
×

MENU

消費税後のトレンド対応について

消費税の駆け込みで鮮明になった消費トレンドは何か?
それは成熟したマーケットでは価格が下がるよりも、
価格が上がることに対して消費者は反応するということです。

成熟したマーケットの消費者は、価格が下がると、もっと下がると思って買い控えます。
一方、今回の消費増税のように、価格が上がると、買上率が上がるのです。

消費者は株でも、土地でも、上がりはじめるともっと上がると思い、
今買わなければ損すると思うので、決定率が上がるのです。

これまでの販促は、価格を下げることで集客することが基本でした。
これからは、価格が安いという販促から、価格が高くなる販促への切り替えが必要です。

また、お客様を買う気にさせるには、単なる価格訴求から、限定性、希少性、オリジナル性といった価値訴求への転換も必要です。

例えば、ユニクロさんのチラシは非常に良く出来ています。

ファッション業界に限らず、商品の立ち上がり(導入期)はプロパー(定価)が基本です。
しかし、ユニクロさんだけは、商品の立ち上がりにチラシで商品を割引きます。

このときのポイントは2つです。
一つはチラシ掲載期間が終わると商品が定価に戻る点、
二つ目はただ割引くのではなく、必ず、バンドル(2点買い)訴求している点です。

ユニクロさんの商品はコモディティ商品が多く、この立ち上がりで買われた購入者の口コミが話題となり、
実需の売り上げが上がるという好循環を果たしているように感じます。
商品の立ち上がりに有料モニターを多数獲得しているといったイメージです。

ぜひ、今回の消費増税をチャンスと捉えて、新たな販売方法に取り組んで頂きたいものです。

丹羽 英之
株式会社船井総合研究所 経営コンサルタント
商業施設の運営活性化のプロフェッショナル
入社以来、ショッピングセンターの集客プロモーションから開発・リニューアルまでを積極的に支援。 既存のハード(=躯体)・ソフト(=商品と人)の強みを最大限に活かしたソフトリニューアルを得意とする。特に、船井流マーケティングをベースとした即時業績アップとテナント一体化支援に定評があり、数多くのファンを持つ。数多くの共同店舗、テナント専門店のコンサルティングを数多く手がけた経験を生かし、近年はデベロッパー向け研修や専門店チェーンの研修を積極的に行っている。中央会、商工会、会議所での講演実績も多数。明日からデキル!を信条にしたオモシロ事例満載の講演は、明るく元気がでると評判。