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新春!アイデアが湧き出るワークショップ 3つのコツ

いよいよ新年度がスタート。消費税増税前の駆け込み需要が一段落し、いよいよ腰をすえて新事業をスタートしようと考える方も多いのではないかと思います。

そんな皆様にお伝えしたいのが新事業の中核となる「アイデア」を出す方法「ワークショップ」のうまいやり方です。
通常、新商品を開発するなどの新規事業にチャレンジする場合は関係者が集まってアイデアを出していきます。関係部署から数人が集まってアイデアを出し合うわけです。でも実際にやってみるとなかなかいいアイデアがでてこず、時間だけが過ぎてしまう。そして最終的には、これでいいや、というアイデアに落ち着いてしまう。こんな場面、多いのではないでしょうか。

では、どうしてアイデアは出てこないのでしょうか。
そして、どうしたらアイデアが出てくる会議ができるのでしょうか。

私たちもよくワークショップのコーディネートをお任せいただきます。ワークショップがうまく回りたくさんのアイデアが出てきたときは、こちらのスキルをほめていただくこともあります。しかし実は、いくつかのポイントを押さえればちょっとした工夫で成果を出すことができます。今日はそのコツを3つお伝えしましょう。

第一のポイントはマインドセットです。簡単に言えば、ワークショップを始める前に皆さんに心の準備をしていただくために、会の目的、目標、心構えなどを改めて伝えるのです。例えばよく採られる手法に「チェックイン」という手法があります。これはホテルに泊まる時と同じように、会の最初で説明をして自分のスタンスをはっきりさせるという手法です。このマインドセットによって多くの場合は会の意味を理解し、積極的に発言する環境が醸成されます。

第二に必要なことは、スケジュールを明確に分けることです。特にアイデアを出す段階と出されたアイデアを吟味する段階は明確に線引きをしなければいけません。例えば アイデアが2,3個しかできていないのに絞込みを始めてしまうと、出されたアイデアが批判される過程を見た参加者はそれ以上アイデアを出さなくなる傾向が強いです。一方で【1】否定しない 【2】議論しない 【3】質より量重視、【4】相乗り深堀OK などのルールをいくつか設定してアイデア出しに集中した場合は、非常に多くのアイデアを獲得できます。

最後に、これは覚悟していただきたいのは議論中心のいわゆる「会議」に比べワークショップはアイデアの質は落ちる可能性が強いという点です。前述したようにワークショップではまず質より量でどんどんアイデアをだしていきます。それゆえに、必ずしも質は担保されません。しかし一方で、量が多くなれば突出して面白いアイデアの絶対数が増えていきます。これらの数少ないすばらしいアイデアが、すばらしい商品や新事業を生みます。言葉を変えれば、このいくつかのすばらしいアイデアを生み出すために、量が必要になる。その量を生み出すためにワークショップがあるということを理解しておくと とても有意義な時間をすごすことができるでしょう。

私も現場にでて会議を行っていると、必ずといってよいほどよいアイデアは会議後に開かれるざっくばらんな懇親会の場などで出され、それらが採用されるという場面によく出くわします。できればそんな懇親会に近い雰囲気作りをワークショップで作りだせればもっとすばらしいアイデアの数々にであうことができるでしょう。

杤尾 圭亮
株式会社船井総合研究所 プロジェクトマネジャー
経済産業省認定 中小企業診断士
総務省認定 地域再生マネージャー(平成22年度)
総務省認定 地域創造アドバイザー(平成23年度)

2004年慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科 修了後、船井総合研究所に入所。入所後から一貫して地域再生を志し専門部署「パブリック・イノベーションチーム」を設立。自治体、商工会議所などの公的機関に対するコンサルティングを行っている。得意分野は地域を含めた特産品等から創めるブランド化。おおむね5~10年間 地域にかかわりながら徐々に地域ブランドを進める手法を採用する。

【公式Web】地域ブランド創造:http://www.machiokoshi.net
【ブログ】地域活性化コンサルタント日記:http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/