MENU
×

MENU

『2014年、高い目標へのチャレンジを始めよう』~まずは“PDCA”の大前提から!

2014年が始まり、はや1ヶ月が経とうとしています。
さまざまな企業の現場を訪れてみると、「なかなか良いスタートが切れていますよ」と話をしてくれる幹部が多いように感じていますが、皆さんはいかがでしょうか。

3月には多くの企業が決算期を迎え、恐らくそれなりの数字が出てくるものだと思われますが、一方で消費税増税が実施される4月以降は、まだまだ予断を許さない状況だと考えている方もいるのではないかと思います。
このような環境だからこそ、是非とも肝に銘じていただきたいことがあります。
それは、暗い将来を予想して来期の目標をそんな環境下でも「できる目標」に抑えてしまった瞬間から、本当にその程度の数字しかできない仕事の仕方になってしまう、ということです。

このことは、昨年“PDCA”をテーマに実施した講演やセミナーの場で、「なぜ、極めて当たり前だと誰もが思っているPDCAマネジメントが実践できないのか」の理由として、参加された方々に繰り返しお伝えしてきました。
「できる目標」を掲げた瞬間から、「どうやってその目標を達成しようか」と考え抜く必要がなくなる、つまり「今期と同じように来期も仕事をすれば恐らく達成できる」と直感的に思ってしまうのです。
そうなってしまうと、本質的には計画など作り込む必要が無いので、社内のマネジメントフローの中で作成される計画書は、一見「計画らしきもの」があるに過ぎない、というわけです。
売上はずっと横這いが続いている企業や、閉塞感からなかなか脱却できない状況にある企業では、多かれ少なかれ、この「できる目標」のスパイラルに陥っている可能性が高いと思われます。

このスパイラルからの脱却を図るためには、「高い目標へのチャレンジ」が必要不可欠なのです。

「今のままでは高い目標を達成できないけれども、是が非でもこの目標を達成したい」と思うからこそ、新しい仕掛けを考えたり、あるいは仕事のやり方を変えなければと思ったりすることを通じて、“変化”を社内に起こさなければならないことをまさに実感するのです。

今期やっていないことを新たにやらなければならないからこそ、必然的に計画を作り込まなければならない状況に自らを追い込めるわけです。
「今期と同じように仕事をして来期成長できますか?」という問い掛けに対して、殆どのかたはYESと言いませんから、誰もが“変化”の必要性については理解しているはずです。

それにも関わらず、いざ目標を設定するタイミングになると、
「今期の着地が○億円だから、来期の目標も○億円+α位にしておこう」
「ウチの業界は市場全体が停滞してるから、ウチの会社も売上を伸ばすのは難しい」
などと考えて「できる目標」のスパイラルに戻ってしまうのは非常にもったいないと思います。

環境に左右されることなく会社を成長軌道へ乗せるためには、自ら“変化”を起こす力をつけなければなりません。

そのためにも、2014年、是非高い目標にチャレンジしましょう!

川原 慎也
株式会社船井総合研究所 上席コンサルタント
経営者・幹部様向け/攻めるPDCAマネジメント・顧客満足度アップ
外資系自動車メーカーにて営業、マーケティングなどを経験したのち、1998年船井総合研究所に入社。年商1兆円以上の大手企業から社員3名の零細企業に至るまで、企業規模や業態を問わず幅広くコンサルティングを行っている。 PDCAを切り口に現場の行動に変化をもたらし、企業を新たな成長のステージへと導くコンサルティングが近年高い評価を獲得。