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これから売れる商品の“兆し”を捉える調査とは…

販売している自社商品やサービスの評価、プロモーションの効果測定、はたまた新商品開発にあたっての事前グループインタビュー等、皆様の会社では、数々の調査を行っていると思います。また、今までの販売実績や顧客情報等、様々なデータも蓄積されていると思います。

企業において、継続的に売上を上げていくためには、新規商品の開発や広告宣伝などの施策を行わなければなりません。その中で、過去の効果や評価を分析し、次の施策へと活かすことは必須です。

それでは、実際にこれらの情報やデータを用いて次の商品や施策へとうまく繋げることができているのでしょうか。皆様の企業ではいかがでしょうか。

おそらく、ほとんどの企業においてデータが山積みになってしまっていたり、行った調査データに基づいて新商品を開発しても、期待通りの結果に結びつかないことがあるのではないかと思われます。しかも特に近年そのような現象は多くなってきているのではないでしょうか。

このように、現在では、過去の成功事例と同じことを行っても思うように売れなかったり、多数の消費者の意見や情報を聞き、分析を行ってもそれを活かせないことが多くなってきています。
それでは、今後売れる商品やサービスを生み出すためにはどうすれば良いのでしょうか。

そのためには、過去の商品がなぜ売れたのか・売れなかったのかの調査ではなく、今後売れてくる商品は何なのかを捉える調査を行う必要があります。要は、これから先の未来において、売れる“兆し”を捉えることが必要となってくるのです。

そのためには、もちろん調査手法も変える必要があります。従来通りの、より多くの消費者に対するウェブアンケートや、ランダムでのインタビュー等の手法では未来の売れる“兆し”を捉えるのは困難です。売れる“兆し”を捉えるためには、その“兆し”を生み出す消費者から情報を得る必要があります。

その“兆し”を捉える情報を得るための方法の一つがブログから情報を取り出していくといった調査手法です。

皆様もご存知の通り、インターネット時代となり、消費者の行動プロセスがAIDMAからASISASへと変わってきています。

320_2これから売れる商品の“兆し”を捉える調査とは…

要は、消費者自身が商品の購入動機をじっくり考えるプロセスをスキップして、他人の評価や意見を直接インターネットで調べる行動に移る傾向が強くなっているのが現在なのです。

ブログ調査でのメリットとして、AISASで言う二つのS(SearchとShare)が密接に関わっているということです。

現在の消費者は、@コスメなどの口コミサイトやmixiなどのSNSを見てもわかるように、同じ趣味やライフスタイルを送っているユーザでコミュニティをつくり、そこで情報発信や情報共有を行っています。

ブログが異なる部分は、上記口コミサイトやSNSでは、決まった商品やキーワードについての話題のみであるのに対し、様々な情報が得られるということです。そのユーザが使用している商品や食事をしている飲食店、はたまた休日の過ごし方等、ライフスタイルが明確になります。

従って、自社のターゲットとしてるユーザのブログを見ていくことで、そのユーザのライフスタイルや価値観、深層心理が明確になります。

また、従来の調査では、ユーザの一部分しか把握することはできませんでした。それは、「普段○○はどこで買うか?」や、「△△商品を選んだ理由は何か?」など、こちらからの問いに対して答えるような調査手法となってしまっているからです。

しかし、ブログ調査では、ユーザが何の制約もなしに自分の思ったことや行動等を書いた文章からキーワードを取り出してくるため、調査設計者の意思も入らず、“生”の声を聞くことができます。

また、商品やサービスなど、ある限られた項目だけではなく、生活全般における内容を書いているため、ユーザの全体像が明確になるのです。

もちろんブログ調査を行う際に、気をつけなければならないこともあります。それは実際に調査を行うターゲットの選定です。

320_3これから売れる商品の“兆し”を捉える調査とは…

国内には全部で約1600万人ものブロガーが存在しています。しかし、そのうちの半数以上はノイズと呼ばれる機械的なブログになります。また、残りの半数においても大半が影響を受ける一般ブロガーになります。

ブログ調査を行う際には、上図におけるイノベーター、あるいはインフルエンサーのブログを選ぶ必要があります。要はこのイノベーターやインフルエンサーがこれからの“兆し”を発信している人にあたります。

このイノベーター、インフルエンサーのブログを調査分析し、ライフスタイルや価値観、深層心理を掴むことで、これから先のトレンドの“兆し”が導き出され、そこから売れるであろう商品やサービスへと繋げることが可能となるのです。

今回は、新しい調査手法であるブログ調査について書かせていただきました。一度皆様の企業でも試してみてはいかがでしょうか。