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競合店・競合施設調査の功罪

企業の戦略立案をする上で「競合企業・競合店調査」は1つの重要事項となります。しかし、ながら、この「競合調査」に重点を置くあまり、逆に業績を落としてしまう企業が多くあります。それはなぜかというと「競合店の取っている戦略が正しいかどうか、わからないから」です。間違った戦略をとっている、競合企業・競合店を調査して、そこに対策を打つと、間違ったことに対しての戦略になるので自社・自店は余計に間違った方向に行ってしまいます。

ここ最近、「調査」を切り口にして、中堅~大手への提案・営業をしていますが、その際の調査としての優先順位は

1.自社・自店の調査
・自社・自店の持っている潜在定期な「強み」を見出す。 そこをどのように伸ばすかを考える(船井流言語では「長所伸展」)

2.同業種・同業界のモデル企業・モデル店の調査
・その業界におけるモデルとなる企業・店の、その「核」になっている要素が何なのかを抽出し、定型化する(船井流言後では「時流適」)

3.他業種・他業界のモデル企業・モデル店の調査
・自社のやっている業種・業界よりもライフサイクルが進んでいる業種・業界のモデル企業・モデル店を調査することで自社の業種・業界に今後、起こりうる課題とその解決策を見出す(船井流言語では「位相差ノウハウ」

4.競合企業・競合店の調査
・この場合、競合企業・競合店の「長所」を徹底的に調査する。
その「長所」に対して、自社がどのように戦っていくのかと戦略とする(船井流言語では「差別化」)

◇自社の長所でかつ、競合も長所 → 無理に戦いに行かず、共存共栄を図る
 (ここで潰しあうと共倒れになり、第三極が成長するスキを与えてしまう)
◇自社の短所でかつ、競合は長所 → ゲリラ先方で価格などにおいて競合にダメージを与える
◇自社の長所でかつ、競合は短所 → 完全包み込みで競合のやっていることは全てやる
◇自社の短所であり、競合も短所 → ほっておく

このような優先順位づけをすると、とるべき戦略が明確に見えてきます。

船井総研の調査にご興味のある方はこちらをご覧下さい。
「調査の総合窓口」
http://funai-research.com/

宇都宮 勉
株式会社船井総合研究所 上席コンサルタント
経営者・幹部様向け/業績のあがる調査のポイント・海外成功法
これまでに、300件を超えるアミューズメント施設(ゲームセンター、カラオケ、複合カフェ、ボウリング場、複合アミューズメント施設など)の開発・活性化に携わる。大手チェーンから単独店舗まで幅広いクライアントに対して、新業態開発及び新店舗開発から社内体制強化、従業員教育までオールラウンドに携わる。 また、海外進出の支援から進出後の業績アップまで、特にアジア地域での活性化ノウハウは高く評価されている。進出前の視察セミナーでは、地元の企業・顧客のリアルな声が聞けると好評。