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PB商品を徹底研究(3)~ビール編~

先日、セブンプレミアムのPB商品である「カップラーメン」についてコラムに書かせて頂いた。
今回は、PB商品の「ビール」「ビール類」について考えてみたい。

■ビール・ビール類のマーケット縮小
日本のビール市場は2000年から2011年を見ると、販売数は減少している。
また、発泡酒に関しても、2002年から縮小している。現在は酒・ビールを飲む若者が少なくなったと聞く。2011年のビール販売数量に関しては、2000年の約半分となっている。

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マーケットが縮小するビール業界について、なぜ筆者はPBついて取り上げたのか?
その理由については、下記に記載する。

■「家飲み」に勝機あり!
日本政策投資銀行によると、酒類全体の国内消費量は減少しているものの、「家飲み」の市場は横ばいである。
近年、「家飲み」「うち飲み」といったワードを耳にするが、そういった市場背景から各社、家飲みマーケットを狙っているということだろう。
酒類の消費の減少理由は、「外飲み」が減少していることに原因があり、家飲みの需要は、減少していない。

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また酒類小売業・酒類卸売業のベンチャー企業である「リカー・イノベーション」でも、家飲み需要を狙った、頒布会といった定期購入サービスを強化している。
リカー・イノベーション代表 荻原恭朗氏は「酒類業界はマーケットが縮小しているなかで、酒類卸売業は厳しい。そこで家飲み需要を発掘するために、定期購入サービスを強化している。」と語っている。

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参考:http://kurand.jp/

■セブン&アイホールディングスとイオングループのPB商品(ビール/ビール類)比較
【セブン&アイホールディングス】

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【イオングループ】

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セブン&アイホールディングスに関しては、イオングループと比較して商品価格を高く設定している。サントリーと連携を組み、PB商品の開発を行っており、味や品質へも注力する戦略に出ている。

またイオングループに関しては、韓国メーカーと商品開発を行い、セブン&アイホールディングスより、商品価格を下げる戦略である。

■今後のセブン&アイホールディングスにおけるPB商品(ビール)の動向に注目!
昨日(2014年10月1日)、サントリーホールディングス株式会社の代表取締役社長には新浪剛史氏が就任した。新浪氏はコンビニ業界2位であるローソン元会長であった。

このようなことから、「セブン&アイホールディングス」は「サントリーの商品」を今後もPB商品として扱い続けるのか?
または「アサヒ」や「キリン」など他メーカーがPB商品として名乗りを上げるのか?
今後の動向に注目である。