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「マーケットライフサイクルから将来予測」-自社商品をコンサルティングするサードステップ-

前回は「業界動向」を調べることで、自社の業界や商品の予測をたて、
対策をたてることができるということをお伝えしました。

今回は、調査・分析項目【3】として「ライフサイクル」について書きたいと思います。

船井総研では、業界動向を分析する際にライフサイクルという指標を用いています。
初めて聞かれる方もいらっしゃると思いますが、分かりやすく言うと、
人が生まれて最期を迎えるまでの一連の流れがあるように、どんな業界にも、
マーケットにも、商品にも同じようにライフサイクルがあるということです。

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上図はマーケットにおけるライフサイクル図を表したものですが、
これを参考に何を見るのかというと、自社の市場がこの図でいうと
どこに位置しているのかということです。それを見た上で、企業のとるべき基本戦略も変化します。

導入期から成長期までを簡単に説明すると、

導入期:新しい商品の販売を開始した直後は認知度が高くないため、需要量が低い。

成長期:一度認知され成長期に入ると需要量は急激に増加するため、市場に参入する業者が増加する。

成熟期:需要量は頭打ちとなるものの、市場参入業者はさらに増加するため競争が激化する。

斜陽期:需要よりも供給のほうが多くなると、市場にモノ余り現象が起きる。

安定期:購買経験が増え、顧客の商品に認識度が増すことで、予算の概念を持ち始める。

顧客の予算と実質価格が合えば購入を決定する時期である。
また、さらにライフサイクルが進むと、
予算よりも各自の価値観に合ったものでなければ購入しなくなる。

それぞれの時期が何を表しているのか、
そして自社がどのポジションにいるのかを把握することで、
とるべき戦略が見えるようになってきます。

ただし、自社がどこのポジションにいるかを見極めなければ
とるべき戦略にもブレが生じてしまいます。

リフォーム業界の場合、今は成熟期にさしかかっているという人もいれば、
安定期にさしかかっているという人もいます。

仮に成熟期なのであれば、競争激化ということから、
価格で判断する消費者が増えてきます。そうなれば、競合を下回る価格提示が必要になります。

また、安定期となれば、消費者自身リフォームに対しての知識も有するようになっているため、
価格だけの判断ではなく、本当に自分が欲しい商品なのか、サービスなのか、
しっかりと見極められるようになるため、企業にとっては簡単に売れなくなってきます。

上記はリフォーム業界の例ですが、自社はライフサイクルでいうと、
どこに位置しているのかを把握されてみてはいかがでしょうか。

もしかすると、何か見えてくるかもしれません。