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誰でも簡単に発明できる方法【2】 ~パナソニックの発明王の目からウロコの創造論~

前回に引き続き、今回も、宇田成徳(うだしげのり)氏のお話です。

宇田氏は、パナソニックの発明王と称されましたが、洗濯機の蛇腹のホースを発明したことやアメリカR&D100Award受賞した小型モータの研究は有名ですが、技術開発にとどまらず、人生、病気、農業、人間関係などあらゆる分野の発明家として活躍されます。宇田氏から直接教えていただいた中で、今も私が実践していることを二つに絞って書きます。

(1)アトピーを治す方法
パナソニック時代に何人もの同僚からアトピーを治す方法を開発してほしいと頼まれ、徹底的に考えられます。

その時にピーンと来たのが塩だったそうです。子供の頃、貝やハマグリや魚を毎日採りに行って、怪我をしても、海では全く化膿しなかったこと、田んぼで怪我したときはすぐに化膿してしまったことを思い出されたそうです。外から治すのは深層水などの水でよいのですが、内から治すのは、海のミネラルが最適であると閃きを得ます。

宇田氏は、これを「健康ふりかけ」として名付け、商品にもなりましたが、家庭でも簡単に作ることができます。レシピは、昆布とちりめんじゃこと削りかつお、それに白ゴマ・黒ゴマをブレンドし、最後にミネラル塩を加えます。これをできるだけ薄味にして、たくさん食べるということです。私も過去にアトピーで悩む人に伝えてきました。ひどい症状がかなり回復したという実例も出ました。

宇田氏はこの健康ふりかけの効果を医者や科学者に相談し、理論化されていますが、宇田流にシンプルに解説すると、「身体には絶妙なバランスでミネラルが含まれているが、そのバランスが少しでも狂うと病気になる。海水には35のミネラルがあり、地球のミネラルがすべて溶け込んでいるので、そのミネラルを摂取すると身体は良くなる。アトピーは治る」ということです。

一時、健康のため、我が家では、毎日食べていましたが、さすがに毎日だと、家内や子供たちからクレームが出てしまい、最近ではたまにいただく程度です。

(2)会社で活躍する方法
社会で活躍するにはどうすればよいか、これについても宇田氏は真剣に考えられました。その時に、パナソニックで活躍している人をそれぞれ分析し、活躍している人に共通するものを見出されます。それが、「みんな親孝行である」というルール化です。

パナソニックで目立って活躍している人は、みんな親を大事にし、離れていてもマメに連絡したり、会いに行ったり、常に親を喜ばしているそうです。身近な人を喜ばせると、客観性がつくと説明いただきましたが、これは解説なしでもピーンときます。「就職試験に落ちたくても落ちられない話」の本では、就活生が難関企業も突破する方法(?)として、親孝行が一つのテーマになっています。感性的には納得度が高い書籍です。

亡くなられた小林正観さんが、「大金持ちはトイレの蓋を必ずしめる」ということをルール化されましたが、宇田氏のアドバイスは、人生の黄金律だと思います。 

松下 和彦
株式会社船井総合研究所 シニア経営コンサルタント
大学、高等学校、中学校、小学校等の学校法人をメインフィールドとして、広報戦略・ブランド戦略の策定~展開サポート、改組に関するコンサルティング、教職員の現場変革等、多岐にわたりプロジェクト責任者として豊富な経験を持つ。現在、「日本再生は教育から」をビジョンに、日本を再生するリーダーを輩出する学校づくりに邁進している。教育関連の業界団体等での講演実績も多数。学校法人プロジェクトチームの統括者。最近では、学校再生&再建、独自化した学部・学科の新設、改組など、大型プロジェクトが増え、現在、新しい高等学校の設立支援に尽力している。