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店舗のあり方を再考する時代へ

店舗の業務はお客様のお買い物の満足度を高めるために存在しているはずです。アパレル専門店の場合、商品の荷受け、品出し・陳列、演出(VP/VMD)、販売、会計、ラッピング・配送作業、顧客向けDM作成などが中心で定期的な棚卸が乗ってくるぐらいです。

実は販売スタッフと大雑把に表現される店舗スタッフは以上の業務を実施しながら、店舗利益の最大化に取り組んでいると言えます。店舗販売は通販と違い、高い家賃を支払った上に、これまた高い費用をかけて内装を施し、什器・備品を搬入して来店客に商品を販売して利益を得るビジネスです。

ですから利益を上げるためには作業効率を高める店舗デザイン・レイアウト、販売効果を高める販促物、販売効率・作業効率を高める備品・作業台・台車、物流コスト・作業コストを軽減させる荷姿・納品ケース・ハンガー、商品の収納効率を高めアピール力も向上させる陳列棚、時間あたり販売金額を向上させるための人員の適正配置技術=レイバースケジューリング・作業割り当て、適時適利益を実現するためにはこれらの項目をどのように改善していけばより多くの利益が獲得できるかの研究が必要です。

私どもで店頭業務を調査すると驚くような事実が出てくることも多いのが現実です。そして1日の中で“販売”に取り組んでいる時間がいかに少ないのかという現実が目の前に晒されることも多いのです。また業態特性、店前通行料、買上げ客数、店舗スタッフ人数から考えて、本当に全員が全員説明販売型の接客業務に取り組むのが正しいのだろうかという根源的な課題に行きつくことも多いのが実態なのです。

経営者、経営幹部は店舗に配置したスタッフをいかに効率的に活動させるか、さらにその活動をより自社らしく洗練されたものにしていくのかに対して哲学・思想を持つことが重要です。

岡 聡
株式会社船井総合研究所 執行役員 上席コンサルタント
経営者・幹部様向け/流通業(メーカー・卸・小売)向け
入社以来、アパレルメーカーでの企画・製造・小売の総合的な知識に船井流マーケティングをドッキングさせ、ドラッグストア、ホームセンター、商業施設・商店街、食品スーパーなどの小売業の活性化、メーカー戦略、ブランド開発、商品開発、チャネル開発、新業態開発、営業部隊活性化、本社戦略・営業システム開発、マーケティング教育などをトータルに企画・コーディネートし、企業の経営企画をサポートしています。(経済産業大臣登録 中小企業診断士。日本商工会議所・全国商工会連合会 1級販売士。)