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自分の役割におけるKFSを意識していますか?~生産性を高める仕事の仕方をする~

どこかの雑誌や書籍などでこのKFSという言葉を聞いたことがある人もいるかと思いますが、KFSはKey Factor For Successの略で成功のカギと訳されます。
企業が戦略を描く上で押さえておかなければならないとされているものです。企業はこの成功のカギを押さえた上で戦略を描いているかどうかが非常に重要だと言われています。事実、我々も企業戦略立案、あるいは中期経営計画立案等のテーマにおいては対象業界の成功となるカギ、つまりKFSを分析によって、明らかにすることから始めます。

今回のご提案はこの企業に使われているKFSという考え方を個人にもあてはめて考えてみようというご提案です。もっといえば、「KFSを軸にして、自分の資源である時間を最もKFSに費やすことで、個人の生産性を最大化させよう」というご提案です。

このように考えた背景には、私も含めたビジネスマンの仕事の仕方にあります。その仕事の仕方とは、日々目の前の仕事に忙殺されて何をやったかわからない、あるいはやった気になっているが、自分が本来出すべき成果につながっているかどうか曖昧な仕事をたくさんやっているということです。これは「自分の役割における役割、その役割における成果、そして成果を出すために最も重要なカギ(KFS)が自分の中で明確に定義できていないことが原因」です。

この内容をもっとわかりやすくイメージしていただくために営業マンの事例を挙げさせていただきます。営業マンの役割は売上や粗利向上に貢献することが役割です。そしてこの役割における成果は粗利額の向上及び売上の向上が成果です。ここからポイントです。では、この営業マンの成功となるカギは何か?、それは「自分の資源である時間をいかに売上が上がる既存のお客さま、もしくは新規のお客さまに時間を使っているかどうかが成功のカギ」になります。

優秀な営業マンは常に自分の資源が新たな売上を作るための行動に時間がさかれているかどうかを指標としています。一方で売上が上がらない営業マンは午前中は日報・見積もり・社内資料作成などに時間を費やし、午後から2件~3件行って、1日を終えてしまったり、既存のお客さまで訪問頻度や面談時間を上げても売上がこれ以上上がらないよというお客さんに行ってしまっているのが現状です(全く売上が上がっていくイメージしませんよね・・・・でもこれが実態なんです)。

我々コンサルタントも同様なことが言えます。我々コンサルタントが皆様の問題を解決することを役割とするのであれば、成果は問題解決です。しかし、我々が実行するわけではなく、お客さまが我々の問題を解決する企画を実行してくださり、問題を解決していきます。したがって、我々の成功のカギはいかに自分の時間をお客さまの問題を解決するための企画を考えるのに時間を割いているかが最も重要になります。

少しはイメージがつきましたでしょうか。
このように自分たちの役割・役割における仕事の成果・その成果を導くためのKFS・・・・一度皆さまも振り返って考えてみてはいかがでしょうか。

きっと手帳を見るのが楽しみになるかもしれません。

石井 利幸
株式会社船井総合研究所 チーフ経営コンサルタント
PDCAマネジメントの真髄を習得し、金融機関、メーカー、電機部品商社、石油商社、物流企業、等々、さまざまな業種で成果を上げており、特に「赤字部門の黒字化」が得意領域。 ワークショップスタイルで現状分析、原因究明、改善計画策定をきめ細かくサポートするコンサルティングスタイルは、幹部クラスから「具体的かつ実践的」という高い評価を得ている。「自ら考え自ら実行する」人づくり、組織づくりに邁進することで、今後も企業を新たな成長ステージへと導き続ける。