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プロジェクトで活躍できる人材とは?

こんにちは、船井総合研究所の濱野です。
今回は「プロジェクトで活躍できる人材」についてお話します。

このメルマガをご覧の方々はご存知のように、私ども戦略コンサルティンググループは、規模の大小やテーマを問わず、プロジェクトのお手伝いをさせていただいております。
プロジェクトのお手伝いの仕方は様々ですが、顧客企業のプロジェクトメンバーの方々との共同作業によりプロジェクト業務を推進していく場合についてお話しすると、メンバーの方々が持っている業務推進スキルのバラツキに大きな格差があることに気付かされることが多々あります。ありありというと、プロジェクトで活躍できる人と、プロジェクトで活躍できない人の差が徐々に見えてくるということです。

組織変革の真只中にある企業は、当たり前の話ですが何らかのプロジェクトチームや、CFT(クロスファンクショナルチーム)により、特定のテーマについて業務推進が図られています。それと平行して本業を継続的に推進していくための日常業務があり、プロジェクトやCFTの業務のみに特化して、自分に与えられたミッションだけに専念できる人は殆どいないというのが現実だと思います。
日常業務があるにも関わらず、別のテーマで動かなくてはならないという非常に苦しい状況は、ビジネスパーソンであれば誰でも経験があるのではないでしょうか。

このような厳しい状況下で、プロジェクトで活躍できる人と、プロジェクトで活躍できない人の差がどこでつくのか考えてみたいと思います。

単純にプロジェクト業務の推進にあたり必要と思われる基本的なビジネススキルを3次元で考えてみましょう。

X軸:日常業務を今まで以上の効率で行うスキル
Y軸:日常業務とは別の、変革に向けた特定のテーマの業務を推進するスキル
Z軸:組織変革に対するモチベーション(情熱)を維持するスキル

これら3つのスキルをそれぞれ一辺と考えれば、三辺の積が一つの立方体の容積になり、それがその人のビジネススキルのキャパシティになります。各軸のスキルが高ければ一辺が長くなるためキャパシティのボリュームも増えます。
(イメージしづらい場合は実際に3つの軸に沿って立方体を書いてみてください)

このフレームで考えた場合、プロジェクトで活躍できない人は以下のような行動をとります。

X軸:日常業務を今まで通りのスピードでこなしている(何も考えない)
Y軸:プロジェクトやCFTの業務は、日常業務が暇な時にしかやらない
Z軸:組織変革は経営陣が考えることで、自分は傍観者でいいと思っている

一方、プロジェクトで活躍できる人は以下のような行動をとります。

X軸:日常業務の精度と成果を落とさず、今まで以上のスピードでこなす
Y軸:プロジェクトやCFTの業務は、日常業務の効率化で得た時間を使うことはもちろん、就業時間外や休日までも返上して確実にこなす
Z軸:組織変革を巻き起こすのは自分自身だと考えている

これはほんの一例にしか過ぎませんが、なぜこのような差ができてしまうのでしょうか。
その理由の一つとして、プロジェクトを通じて自分自身の能力を経営陣から判断されていることに気付くことができるビジネス感覚の有無が挙げられると思います。

ビジネス感覚が鋭い人であれば、「このプロジェクトで成果を出してトップにのぼりつめてやろう」といった考えを持つものですが、ビジネス感覚があまり鋭くない方々は、プロジェクトの真っ最中だというのに、学習塾に通う中学生よりも早く帰宅してビールを飲んでいるという悲しい現実があります。まさか
自分がプロジェクト業務を通じて評価されているなどと夢にも思わないのでしょう。
決して労働基準法の無視を推奨しているわけではありませんが、ミッションを果たすために、気付いたら寝食を忘れて働いていたというぐらいの気概が欲しいものです。

プロジェクトがうまく進まない理由は、このように個人に注目した場合に想定できるものもあれば、プロセス管理の手法によるものなど様々なケースがあると思いますが、皆様のプロジェクトについてはいかがでしょうか。

これから、まさに新しいテーマに向かってプロジェクトの立上げを考えている企業のご担当者様がいらっしゃいましたら、お気軽にどしどしメールください。
他のコンサルティング会社にはけしてマネできない形で、貴社にとってベストの結果を導くために、私どもが何かお手伝いできることがあるかもしれません。
※メールの宛先はこちらです→hamano@funaisoken.co.jp

濱野 雄介
船井総合研究所 プロジェクトマネージャー