MENU
×

MENU

人材不足の今、考えるべきシステム化【3】

以前人事評価の業務において、ITシステムの導入によって効率化を図った事例を紹介します。

従来の人事評価方法では紙の評価シートの集計や、確認作業、取りまとめ作業などの煩雑な工程が必要なため、人事担当者に大きな負荷がかかっていました。

評価制度や評価項目などが更新されるたびにエクセルで作成した表を修正する手作業もあり、割けるリソースにも限りがあり、人材育成などほかの業務に手が回らないという状況でした。

そこで、評価シートの入力を社員各々がPC上で入力できるようにし、集計や社員情報の参照、給与算出を自動で行えるシステムを開発・導入しました。その結果、人事担当者の手作業の業務が劇的に軽減し、入力ミス等のヒューマンエラーもほとんどなくなりました。

そして、人材を補充することなく、人材育成や人員配分の最適化など、人事評価以外の人事部としての機能も大幅に改善されました。また、人事評価をシステム化するもう1つのメリットとして、人事評価の仕組みが透明化され、公正な評価がされていることを客観的に示せるという点があります。

これは社員の信頼やモチベーションを高めると同時に、人材採用の際に応募者に安心感を与えるという効果もあります。人材不足の状況を打破する上で、まさに一石二鳥のシステム導入となったわけです。

千葉 龍之介
株式会社船井総合研究所 
筑波大学理工学群にて高等学校教諭一種免許状(数学)を取得後、同大学のシステム情報工学研究科を修了。 前職は大手通信教育会社のエンジニアであり、ICTを活用したデジタル教材のアプリケーション開発を担当。 会員の専用端末から取得できるログデータから、学齢や習熟度別に最適な教材の開発に結びつけ、毎月全国にアプリを配信していた。リアルタイムのオンライン講義では自らが講師を務めた経験もある。 船井総合研究所に入社後は、ビッグデータの解析結果に基づくニーズ分析や商品開発提案等のプロジェクトに従事している。学校分野では、新学部・学科設立時の学生確保のシミュレーションや、ICT教育サービスの改善提案を得意とし、国公立、私立、塾を問わず多くのプロジェクト経験を持つ。