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3.「売上」は狙って作れる!新しいマーチャンダイジングの手法

2.オペレーションレベルに差が出ている理由 はこちら

過剰なアイテム数によって、オペレーションの濃度が薄くなり、収益が悪化することは当然ですが、それに輪をかけて、アパレル業界には「クリエイティブ重視」という悪い習慣があります。しかし、一番重要なことはヒットするであろう商品を真似し、その商品の販売を強化することです。なぜなら、ほとんどのお客様はおしゃれではないのです。お客様が買っているのは、商品ではなく世間体でもあるのです。

極端に言うと、以下3つに分類。
【1】着ればおしゃれにみられる商品(トレンドの最先端でかっこいい♪)
【2】着て恥ずかしくない商品(トレンドは抑えていますよ♪)
【3】無難な商品(周りから浮かないかな♪)

MDとは、この3分類の中で、売り筋商品、品ぞろえ商品、見せ筋を配分するだけなのです。(かわいいとか、きれいとかは関係なく、どの価値を与えるか?どの価値を重点に用意するか?がMDの基本です)配分するということは、予算に対してコミットメントすることで、仕入予算もあいまい、売上予算あいまいのアパレル企業は非常に多いのが現実です。もっと最悪なケースは生産する型数の目標もあいまい、さらには「型あたりの生産性」もあいまい。このような状態で商品が店に送り込まれても、売れないのは至極当然なのです。

次にMD期の問題
アパレル各社は、「今年は暖冬!」、「今年は猛暑!」に奔走しています。しかしそろそろ日本のアパレル企業は「季節区分」を見直すべきではないでしょうか。30年前よりは確実に日本は熱いです。もはや亜熱帯です。にもかかわらず、春夏は2月から始まり、7月で終わり、秋冬は8月から1月で終わる。多くのアパレル企業は30年前のオペレーションを堂々とやっているのです。

加えて、これだけ個人消費が冷え込み、流動資産を蓄えなくてはならないのに、夏の暑い時期からコートが売り場に並びます。現在の消費行動は、“前もってコートを買い、9月でまだ暑くてもブーツを履くなど「おしゃれは我慢♪」とやせ我慢で季節を先取りした格好をするようなスタイルはすでに絶滅しつつあります。

このような状況にも関わらず、まだまだ旧来の春夏と秋冬で大きなMDの季節を区切っているのです。流行り廃りが動く世の中、気温の変化もよくわからない世界で、いままで通りの「季節区分」での商品施策など博打にしか見えません。

4.高収益を実現するためのオペレーションとは? はこちら