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『なぜ“目標”を立てられないリーダーが増えているのか!』

今回のタイトルでどれ位の方が「読んでみよう」と思ってくれるのか、、、若干の不安がありながらも思い切ってつけてみました。というのも、「“目標”が立てられないんですよ」などという悩みを持っているリーダーなど殆どいないだろうと思われるからです。

では一体どういうことなのか?

リーダー的ポジションに就いている多くの方々は、“目標”を立てているつもりで、なかなか自覚症状として体感しづらいというのが現実なのだろうと思っています。

例えば、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)活動。

講演等の場で、「5Sを徹底できている会社はすべからく儲かっている」という話をすると、「早速ウチの会社でも取り組もう」とスタートする会社は少なくありませんが、最初の意気込みを継続できる会社はほんのひと握りに過ぎないというのが実態です。「以前よりもマシな状態にはなっているから一応の成果はあった」といった感じでしょうか。

このような有様で儲かっている会社になどなれるはずもないのは、誰にでもわかることではあるのですが、「ではどうすれば良いのか」というところまで突き詰めて考えようということにならないのが残念なところですね。
こういった会社に欠けているのが、明確な“目標”設定なのです。

例えば、取引先等の社外のかたが訪れた瞬間に「素晴らしいオフィスですね」と驚愕するようなレベルで、整理整頓され、清掃面では磨き上げられている状態、これをいったんの“目標”だと定義し、細かいゾーニングごとのあるべき姿を明確に定めていけば、それを確認するためのチェック項目、それを維持するために必要な活動など必然的に決まっていくはずです。

ところが、「少なくともこの程度は」とか「まずはやれる範囲で」という、いわば最低限のレベルにとどめてしまうことで、“目標”が曖昧になってしまうわけです。もちろん、これは5S活動に限られた話ではありません。
「顧客満足を高めよう」、「良い会社にしよう」、「楽しい職場にしよう」、「優秀な人材を採用しよう」等々、掛け声はあっても結果が伴っていないようにみえるところは、“目標”そのものに問題があるケースが殆どです。

少々困難だと思ったとしても、“あるべき姿”や“なりたい状態”を明確にイメージして、それを“目標”と捉えるところを起点に、やるべきこと(具体的な行動)が見えてくるのです。

川原 慎也
株式会社船井総合研究所 上席コンサルタント
経営者・幹部様向け/攻めるPDCAマネジメント・顧客満足度アップ
外資系自動車メーカーにて営業、マーケティングなどを経験したのち、1998年船井総合研究所に入社。年商1兆円以上の大手企業から社員3名の零細企業に至るまで、企業規模や業態を問わず幅広くコンサルティングを行っている。 PDCAを切り口に現場の行動に変化をもたらし、企業を新たな成長のステージへと導くコンサルティングが近年高い評価を獲得。