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「made in JAPAN」から「quality(create) in JAPAN」に

今、お伺いしている会社の商品が国内事業はかなり低迷しているものの、ここ最近始めた、東南アジアの海外販売が好調です。同じような展開でやっている日本国内の3倍以上の売上になっているそうです。価格は日本よりも高い設定になっています。ここの会社名(日本語)に関した商品にしており、「日本の会社の商品」ということで売れているのですが、日本では作ってません。

日本で企画して、素材はタイ・中国のものを組み合わせて商品化しています。日本で作っているものは一切、入っていません。ただ、当然ながら、企画は日本にあり、品質管理も当然、日本でやっています。これらに関しては、買い手のお客さんも理解しています。「日本で企画し、品質管理している商品だから買っている」ということです。「日本製」ではなく、「日本企画・日本品質」が評価されているということです。

ユニクロや無印良品など、海外で売れている日本製品も「made IN 中国」「made IN ベトナム」「made IN バングラ」です。逆に、今、インバウンドの中国の方が増えており、そこに便乗して、日本にいる中国人が日本でOEMで作らせた商品、特にサプリメントなどが多く出回ってますが、あまり売れていません。

日本で作っている「made IN JAPAN」であっても、日本人が企画・品質管理をしていないと分かるような商品は売れないということです。(念のため誤解のないように、日本にいる中国の方がいい加減な商品を作っている…ということではなく、 そんな人もいる…という話です。)

これからますます、「どこの国で作ったか」が重要ではなく、「誰が(どこの国の人が)企画して、品質管理をしているのか」が世界で売れるための基準になっていきます。そういう面では今後、更に、日本企業の海外進出は促進されていくかと考えられます。

宇都宮 勉
株式会社船井総合研究所 上席コンサルタント
経営者・幹部様向け/業績のあがる調査のポイント・海外成功法
これまでに、300件を超えるアミューズメント施設(ゲームセンター、カラオケ、複合カフェ、ボウリング場、複合アミューズメント施設など)の開発・活性化に携わる。大手チェーンから単独店舗まで幅広いクライアントに対して、新業態開発及び新店舗開発から社内体制強化、従業員教育までオールラウンドに携わる。 また、海外進出の支援から進出後の業績アップまで、特にアジア地域での活性化ノウハウは高く評価されている。進出前の視察セミナーでは、地元の企業・顧客のリアルな声が聞けると好評。