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まだまだいける!日本企業の海外進出

つい1年程前は「これからの日本のマーケットは縮小する一方なので、成長著しい、中国や東南アジアへの進出が最後の砦だ!」というような感じて、数多くの企業が中国や東南アジアへの進出を果たしました。

しかしながら、ここしばらく、アベノミクスのおかげかどうかは分かりませんが、日本のマーケットの成長力が認識され、海外進出はどこ吹く風で、むしろ、撤退する企業も増えています。こうも時代の移り変わりが激しいかと実感します。

しかしながら、新たな切り口での海外進出を行なっている企業も出てきています。
その中の1つは、「進出する対象国を変える」ということです。ここ数年、日本企業よりも発展が遅れている新興国に「日本ブランドの品質の良さ」を前面に出して進出していましたが、今となってみるとその大半が失敗に終わっています。
その理由に関しては諸々あり、また機会があれば触れますが、「日本の進んだ技術を遅れた国に」という考え方は総じて、上手くいきません。

実はここ数年、日本企業で以外に新興国ではない、アメリカ本土や韓国、台湾に進出している企業で成功している企業が出てきています。
特にアメリカ本土においては、低収入層の収入増加、高(超ではない)収入層の収入減少により、いわゆる、「中間層」が増えています。中国、東南アジアで所得が上がり、「中間層」が増えているのとは現象面は違いますが、中間層が増えていることは同じです。

日本のブランド・商品は世界中で唯一といっていい程、この「中間層」にマッチしていると言えます。海外進出をお考えの方はご一考頂ければと思います。

また、もう1つは「進出」ではなく、「輸出」です。今、日本政府を上げて、輸出を強化しようとしています。貿易赤字の解消がその目的です。日本の農産物・海産物は世界市場での支持が非常に高く、買い手は多くいます。問題は「鮮度を保っても輸送」ということですが、そこも技術が進んでおり、容易にできるようになってきています。

2014/02/10の「世界に羽ばたく地域ブランドづくりのポイント」で弊社の杤尾 圭亮も書いてしましたが、地域の農産物・海産物・名産品こそ、どんどん海外に進出していくべきかと思います。

宇都宮 勉
株式会社船井総合研究所 上席コンサルタント
経営者・幹部様向け/業績のあがる調査のポイント・海外成功法
これまでに、300件を超えるアミューズメント施設(ゲームセンター、カラオケ、複合カフェ、ボウリング場、複合アミューズメント施設など)の開発・活性化に携わる。大手チェーンから単独店舗まで幅広いクライアントに対して、新業態開発及び新店舗開発から社内体制強化、従業員教育までオールラウンドに携わる。 また、海外進出の支援から進出後の業績アップまで、特にアジア地域での活性化ノウハウは高く評価されている。進出前の視察セミナーでは、地元の企業・顧客のリアルな声が聞けると好評。